この記事では、Minecraft Java Edition(バージョン1.20.4)の情報をもとに執筆しています。
そのほかのバージョンや機種などでの動作は保証できません。
こんにちは!
マインクラフターのなつめ(@natsume_717b)です。
この記事では、こんな疑問を解決します!
- タグでまとめて簡単に指示できる
コマンドなどでバイオームを指示する際、複数のバイオームを指定するのはめんどくさいなんてことはありませんか?
今回はそんな煩わしさを解消するタグについて解説していきます。
1度設定してしまえば繰り返し利用できるので、ぜひ活用してみてください。
それでは見ていきましょう!
本記事で解説しているデータパックはGitHubからダウンロードすることが可能です。
タグでまとめて簡単に指示できる

バイオームをタグでまとめることで、簡単に指示できるようになります。
例えば以下のように、平野とジャングルを指示したタグのファイルがあるとします。
{
"values": [
"minecraft:plains",
"minecraft:jungle"
]
}
このファイルを指示したlocateコマンドを実行すれば、平野もしくはジャングルの近い方を教えてくれます。
実際のコマンドは以下の通りです。
(タグのファイルはsampleというフォルダのcustom.jsonを参照しているとします)
/locate biome #sample:custom
タグになっているものの特徴として、文頭に#が付与されます。
つい忘れてしまうので気を付けましょう。
他の使い方を挙げるとすれば、executeコマンドで条件を付与する際などでしょうか。
以下はコマンドの実行場所が#sample:customであれば、コマンドの実行者にダイヤモンドを1つ付与するコマンドです。
/execute if biome ~ ~ ~ #sample:custom run give @s minecraft:diamond 1
こういった使い方もできるので、様々な活用方法があります。
データパックの構造
データパックの構造は以下のようになります。
- datapack本体
- data
- フォルダ
(今回はsampleと命名)- tags
- worldgen
- biome
- jsonファイル
(今回はcustom.jsonと命名)
- jsonファイル
- biome
- worldgen
- tags
- フォルダ
- pack.mcmeta
- data
jsonファイルとpack.mcmeta以外は全てフォルダとなります。
また、pack.mcmetaの中身は以下の通りです。
{
"pack": {
"pack_format": 26,
"description": "biome tag sample Credit by Natsume"
}
}
jsonファイルの中身には、バイオームのIDを記述する必要があります。
指示するバイオームの数が増えるほど面倒なので、Biome Tag Generatorを使うことをおすすめします。
{
"values": [
"minecraft:plains",
"minecraft:jungle"
]
}
今回は通常のバイオームのみを使用しましたが、カスタムバイオームを指示することも可能です。
その場合でもIDを指示すればよいだけなので、難しいことはありません。
カスタムバイオームについては以下の記事で解説しています。
まとめ
というわけで、今回のまとめです。
- バイオームをまとめて指示する場合には、タグでまとめる。
- カスタムバイオームも対応している。
この記事は以上になります。
2016年からマイクラを楽しんでおり、最近はクリエイティブモードでコマンドを駆使して遊んでいます!