この記事では、Minecraft Java Edition(バージョン1.18)の情報をもとに執筆しています。
そのほかのバージョンや機種などでの動作は保証できません。

脱出マップを作りたいマインクラフター
「脱出マップを作るのに必要なコマンドって何があるの? 全部のコマンドを覚えるのなんてめんどくさい。ネットで検索しても知りたいことが知れないことも多いし、使い方が分からないコマンドはどうやって勉強すればいいの?」
こんな疑問を解決します!
- 絶対に覚えておきたいコマンド5つ
- 結局自分で考えるのがコマンド
- 分からないコマンドに対する処置2選
こんにちは! マインクラフターのなつめ(@natsume_717b)です。

マイクラ歴は5年程で、最近は脱出マップを配布・制作しています!
→配布マップ・ダウンロードページ
この記事では、脱出マップを制作する際に使うコマンドを5つ紹介します。
その5つはどんな脱出マップを作るにせよ使うであろう必須級のコマンドなので、ぜひ覚えてくださいね。
また、コマンドを勉強する際にぶつかるであろう問題についても解説していますので、最後まで読むことで難しいコマンドに対する付き合い方というのも分かります。
紹介するコマンド、コマンドに関する疑問どちらも実際に脱出マップを配布したことがある私が説明するので、まったく参考にならないということはないはず。
さっそく見ていきましょう!
絶対に覚えておきたいコマンド5種

脱出マップを制作する上で、絶対に覚えておきたいコマンドを5つ選定してきました。
この5つは脱出マップを制作する上で、ほぼほぼ使うであろうコマンドです。
正直言うと様々なギミックを作れるよう、色んなコマンドを紹介したかったのですが、あれもこれもと選ぶと20種以上のコマンドを紹介することになり、脱出マップを初めて作ろうとしている方のやる気を削ぎそうなので断念しました。
まずはこの記事で紹介するコマンド5つを知って、そこから他のコマンドを覚えていきましょう。
1:giveコマンド
giveコマンドはアイテムを付与するコマンドです。
脱出するためのアイテムを取り出すのに必要という面もありますが、コマンドブロックなどのコマンドでしか取り出せないアイテムを用意するほか、説明文のついたアイテムを取り出すために必須です。
基本的な使い方は簡単なので、基本を押さえてから応用となる情報が追加されたアイテムを取り出せるようにしましょう。
2:executeコマンド
executeコマンドは1番出来ることが多く、それ故に難しいコマンドです。
ただし、使えるようになるとかなり心強い、それこそ最強のコマンドともいえるほどのコマンドです。
executeコマンドが何をするコマンドなのかというと、既存のコマンドに実行させるための条件や設定を付与するコマンドと思ってくれればOKです。
なので、「特定の場所にいないとコマンドが実行されない」や「コマンドの実行者を変更する」などといったことが可能になります。
ほかにも様々な項目を弄れるので、本当に幅広いことができますよ。
executeコマンドすべての使い方を理解する必要はなく、以下の記事で紹介している使い方あたりを覚えれば問題ありません。
3:setblockコマンド
setblockコマンドは特定の場所にブロックを設置するコマンドです。
設置できるものの中には、松明なども含まれています。
このコマンドの良いところは、コマンドによって赤石信号を送れる点です。
レッドストーンブロックやレッドストーントーチをコマンドブロックに動力を送るように設置することで、コマンドブロックのオンオフを切り替えることができます。
4:gameruleコマンド
gameruleコマンドは、ワールドそのものの設定を変更できるコマンドです。
太陽の動きを止めるほか、植物等の成長を停止させること、死亡時にアイテムを散らかさないようにすることもできます。
上記の項目はワールド作成時に設定しておくべきですが、間違ったまま生成してしまうことや作成途中に仕様の変更をすることもあり得ますので、そういった場合にこのコマンドで即座に対応できます。
5:setworldspawnコマンド
setworldspawnコマンドは、ワールドの初期スポーン位置を設定するコマンドです。
要するに、脱出マップをダウンロードして遊ぼうとしているプレイヤーのスポーン位置を決められます。
ゲーム開始前のロビーを作成して、そこの座標をsetworldspawnコマンドで指定すれば、必ずそこにスポーンするので訳の分からない場所にスポーンすることが無くなります。
何度も使うコマンドではありませんが、遊んでくれるプレイヤーに快適なプレイをさせるために必要なコマンドですね。
結局自分で考えるのがコマンド

脱出マップを制作する上で大事なのは、自分で考えることです。
これができないと、脱出マップの完成は厳しいです。
というのも、マイクラのコマンドに関する情報がネット上に多く存在しないからになります。
皆無というわけではありませんが、自分の求めている情報がないなんてことは日常茶飯事です。
初めのうちは簡単なコマンドを学んでいくと思うので、ネットの検索でも見つけやすいかと思います。
ですが、次第に複雑なことをしようとすると、自分で考えなくてはならない時機というものが必ずやってきます。
例えばgiveコマンドの使い方を知りたいという場合は、「マイクラ giveコマンド」といった検索をかけるかと思います。
この程度ならばすぐにgiveコマンドを解説している記事に辿り着きます。
ですが、これが「コマンドを使って鬼ごっこのようなゲームを作りたい」と考え、「マイクラ コマンド 鬼ごっこ」という風に検索をかけると、要所要所を解説している記事はあっても、1から全て作り方を解説している記事には出会えないと思います。
なので、基本的な部分を抑えたら後は自分で考えて脱出マップのギミックを考える必要があります。
どうすればいいのか分からないとき
自分で考えるのが大事とは言いましたが、考えに考えても「どうすればいいのか分からない」と立ち止まってしまう人もいるかもしれません。
そういった方は、やりたいことを細分化することが大事です。
先ほどの鬼ごっこを例に出すと、鬼ごっこには鬼役と逃げる役のチームに分かれます。また、制限時間を設けてゲームを進行させるかと思います。
そういったことを考えると、どうにかして鬼と逃げを区別させなくちゃいけないことや、時間をはかるシステムが必要ということが分かってきます。
その他にも鬼を交代させる方法など様々な点が浮かんでくるかと思います。
これらを一つ一つコマンドで解決していけば、次第に形になっていきますよ。
分からないコマンドに対する処置2選

脱出マップを作っていると、使ったことのないコマンドを使うことになるかもしれません。
すんなりと理解できればいいのですが、そうはいかないのがコマンドの難しさです。
分からないと躓いた場合、基本的に以下の2つの方法で処置することをおすすめします。
- コマンドに詳しい人に聞く
- 一旦別のコマンドを勉強する
それぞれについて見ていきます。
1:コマンドに詳しい人に聞く
分からないコマンドで躓いてしまったとき、1番簡単な解決方法はコマンドに詳しい人に聞いてしまうことです。
この方法は実際にコマンドに触れている人の回答が聞けるので、確実な回答が得られる可能性が高いのがメリット。
ただし友人だとか知り合いでもない限り、答えてくれるかどうかは保証できません。
加えて、詳しい人に聞けばいいからといって礼節に欠けた態度をとっていれば、当然答えてくれるものも答えてくれないです。
身近に詳しい人がいるとありがたいですね。
2:一旦別のコマンドを勉強する
果報は寝て待てと言いますが、分からないコマンドに出会ってしまったときは一度諦めて別のコマンドを勉強するのも一つの手です。
この方法は時間こそかかりますが、再び勉強した時にしれっと理解できることがあります。
実際、筆者はexecuteコマンドで悩みましたが、しばらく時間を置いたら理解することができました。
おそらく時間を置いて別のコマンドを勉強しているうちに、コマンドの感覚といいますか扱い方に慣れたんだと思います。
なので、簡単なコマンドから学んでいくというのも充分にありですよ!
まとめ
今回のまとめです。
- 脱出マップを作るのに、give、execute、setblock、gamerule、setworldspawnコマンドは必須です。
- ネットに情報が少ないため、自分で考える力がどうしても必要になります。
- 分からないコマンドは詳しい人に聞いたり、一旦別のコマンドを勉強するのがおすすめです。
この記事は以上になります。