マルチプレイなら『シン・VPS』がおすすめ!

【基礎解説】effectコマンドでエフェクトを扱える【マイクラ】

【基礎解説】effectコマンドでエフェクトを扱える【マイクラ】

この記事では、Minecraft Java Edition(バージョン1.20.2)の情報をもとに執筆しています。
そのほかのバージョンや機種などでの動作は保証できません。

エフェクトをコマンドで操作したいマインクラフター
「エフェクトをコマンドで付与したいんだけど、何のコマンドを使えばいいの? エフェクトを消すにはどうすればいいのかな?」

こんな疑問を解決します!

本記事の内容
  • effectコマンドでエフェクトを扱える
  • エフェクトを消すには、clearを選択

こんにちは!
マインクラフターのナツメ(@natsume_717b)です。

なつめ

2016年からマイクラを楽しんでおり、最近はクリエイティブモードでコマンドを駆使して遊んでいます!

今回はエフェクトに関するコマンドである、effectコマンドについて解説をしていきます。

effectコマンドを使えるようになると、表現やギミックの幅が広がります。
マップを制作・配布する際には使っておいた方が完成度が高くなりますので、ぜひ覚えて欲しいコマンドです。

この記事では、エフェクトを付与するだけでなく、消す方法についても説明していきます。

それでは、さっそく見ていきましょう!

effectコマンドでエフェクトを扱える

エフェクトを扱うコマンドは、effectコマンドです。
覚えやすいですね。

エフェクトには「暗視」や「跳躍上昇」といったポーションで付与できる効果もあれば、襲撃イベントを達成した際に得られる「村の英雄」などが含まれます。

実際にコマンドを使ってみましょう。
採掘速度上昇を自分自身に付与させたい場合には

/effect give @p minecraft:haste 60 0 true

と打つことで、採掘速度上昇の能力を60秒間、パーティクル(モヤ)の表示がない状態で得られます。

上記のeffectコマンドを言語化すると、以下のようになります。

/effect give 付与させる対象 付与させるエフェクト (秒数 強さ パーティクルの表示/非表示)

秒数、強さ、パーティクルの表示/非表示については、入力しなくても問題ありません。
ただし、秒数を指定せずに強さだけを指定するといったような、項目を飛ばすことはできません。

基本的には、全て指定しましょう。
慣れてしまえば簡単に入力できますし、細かく調整しておいた方が扱いやすいです。

任意の入力項目については、以下で詳しく解説しています。

秒数

エフェクトの続く秒数を指定します。
入力できる数字としては、0~1000000の値になります。

エフェクトの効果を切らせたくない場合は、とりあえず1000000を指定しておけばOKです。

また、インベントリ欄を開くことで残り時間を確認することができます。

残り時間が23:59を超える場合は、**:**という表示になりますが、しっかりとカウントは減っていっています。

強さ

0~255の数字で設定ができ、数字が大きいほどその能力が強くなります。
0の場合、能力の強さが全くないというわけではなく、デフォルトの強さになります。

攻撃力上昇を付与したいなら、強さは0でOKということ。
攻撃力上昇Ⅱの場合は、強さに1を設定します。

もちろん、攻撃力上昇を255で指定すれば、とてつもない攻撃力を得ることができます。
ミニゲームなどで採用する際は、ゲームバランスとの兼ね合いをよく吟味する必要がある項目です。

パーティクルの表示/非表示

パーティクルを表示するかどうかを設定します。
いわゆるクルクルだとか、モヤなどと表現されるものですね。

設定の仕方としては、trueかfalseの2択。
表示する場合はfalseを入力して、非表示にしたい場合にはtrueを入力します。

基本的には表示したくない場面が多いと思いますので、trueをおすすめします。

エフェクトを消すには、clearを選択

さて、先ほどの項目でエフェクトを付与することができました。
しかし、時間経過でエフェクトを消すのは不便です。

このような時にはeffectコマンドのもう1つの使い方で、エフェクトを消すことができます。

具体的には、giveではなくclearを選択します。

例えば、先ほど採掘力上昇を付与するために

/effect give @p minecraft:haste 60 0 true

というコマンドを打ちましたが、このエフェクトを打ち消すには

/effect clear @p minecraft:haste

と打ち込めばOKです。

/effectの後ろにある文字列がgiveからclearになっていますね。
そして、誰のエフェクトを消すのか。何のエフェクトを消すのかを指定しています。

今回の場合で言えば、@pで最も近いプレイヤーを選択し、エフェクトの種類はminecraft:hasteで採掘力上昇になっていますね。

clearの場合は、秒数、強さ、パーティクルの表示/非表示に関する項目は存在しません。
あくまでも何のエフェクトを消すのかという点だけ指定できます。

また、複数のエフェクトが付与されている場合は、エフェクト部分の指定を入力せずに実行することで、その対象となっているプレイヤーに付与されているエフェクトを全て消すことができます。

/effect clear @a 

と打ち込んだ場合は、全てのプレイヤーの全てのエフェクトを消すということですね。

まとめ

というわけで、今回のまとめです。

使ったコマンドはこちら。

今回使ったコマンド
  • エフェクトを付与させるコマンド
/effect give 付与させる対象 付与させる能力 (秒数 強さ パーティクルの表示/非表示)
  • エフェクトを消すコマンド
/effect clear エフェクトを消す対象 (消すエフェクトの種類)
ポイント
  • effectコマンドは入力しなくても実行できる項目がありますが、基本的に全部入力して細かく指定した方が調整が効いて楽になります。
  • エフェクトを消す際に、消すエフェクトの種類を指定しなければ、その対象となっているプレイヤー(エンティティ)に付与されているエフェクトを全て消します。

この記事は以上になります。

  • 【まとめ】functionコマンドの基本から応用【マイクラ】
  • 【まとめ】カスタムストラクチャーの実装・カスタム方法【マイクラ】