この記事では、Minecraft Java Edition(バージョン1.20.4)の情報をもとに執筆しています。
そのほかのバージョンや機種などでの動作は保証できません。
こんにちは!
マインクラフターのなつめ(@natsume_717b)です。
この記事では、こんな疑問を解決します!
- eye_of_ender_located.jsonで要塞を検知している
- データパックで検知する構造物を変更する
エンダーアイで要塞を探すことはマインクラフターにとって当たり前の事実ですが、実はこの検知する建造物を変更することができます。
実際にやってみた様子がこちら。
エンダーアイで探す建造物を村に変更してみました
— 夏メ│Natsume (@natsume_717b) December 20, 2023
検知して一定距離になると別の村を指すので、慎重に周囲から使用しています
地下に要塞がないシーンは撮り忘れました(やらかし) pic.twitter.com/jEdA72bx6Q
今回はこのやり方について深掘りしていくので、ぜひ参考にしてくださいね。
それでは見ていきましょう!
本記事で紹介するデータパックのサンプルはGitHubにてダウンロードできます。
eye_of_ender_located.jsonで要塞を検知している
エンダーアイが要塞を探すのは、eye_of_ender_located.jsonというファイルで要塞が指示されているからです。
実際にeye_of_ender_located.jsonを覗いてみると以下のように記述されています。
{
"values": [
"minecraft:stronghold"
]
}
minecraft:strongholdという記述から要塞が関係していることが分かりますね。
データパックで検知する構造物を変更する
エンダーアイで検知する構造物を変更したい場合、先ほども紹介したeye_of_ender_located.jsonを作成すればOKです。
ただし、minecraftという名前のフォルダにするなど少しだけ制約があります。
その点に気を付けて作成していきましょう。
まずはデータパックを作る必要があるため、以下のようにフォルダ・ファイルを作成します。
- データパック本体
- data
- minecraft
- tags
- worldgen
- structure
- eye_of_ender_located.json
- structure
- worldgen
- tags
- minecraft
- pack.mcmeta
- data
eye_of_ender_located.jsonとpack.mcmeta以外は全てフォルダです。
そして、pack.mcmetaの中身は以下のように記述しましょう。
{
"pack": {
"pack_format": 26,
"description": "for eye_of_ender_located.json sample. Credit by Natsume"
}
}
eye_of_ender_located.jsonの中身は先述したものに倣って、以下のように記述します。
今回は村を総括しているタグを指示して、種類を問わず村を探すようにしてみます。
{
"values": [
"#minecraft:village"
]
}
これだけでデータパックの制作は終了し、あとは適用すればよいだけです。
注意点
今回紹介した方法は、似た構造のeye_of_ender_located.jsonを作成する方法でした。
そのため、元々存在している要塞を探すjsonファイルも機能したままとなっています。
それ故に距離によっては要塞が見つかることとなります。
この問題を回避するには、カスタムディメンションで要塞の存在しないディメンションを作成するなど要塞が生成されないようにすることが必要です。
カスタムディメンションについては【作り方解説】カスタムディメンションには2つのファイルが必要【マイクラ】をどうぞ。
まとめ
というわけで、今回のまとめです。
- エンダーアイで探す構造物はeye_of_ender_located.jsonで決められている。
- データパックでデフォルトのデータ同様の階層で指示すれば、別の建造物を探させることもできる。
この記事は以上になります。
2016年からマイクラを楽しんでおり、最近はクリエイティブモードでコマンドを駆使して遊んでいます!