
MTG初心者
「速攻って出したターンに攻撃できるだけ? それって強いの?」
こんな疑問を解決します!
- 速攻は戦場に出たターンでもタップができる能力
- 速攻は決して侮れない
こんにちは! MTGプレイヤーのナツメ(@natsume_717b)です。
今回は速攻についてお話していきます。
速攻はシンプルなキーワード能力ですが、かなり強力な能力です。
そんな速攻について知っていきましょう!
速攻は戦場に出たターンでもタップができる能力

速攻はその名前から、すぐに攻撃できるイメージが浮かぶかと思います。
実際その通りで、速攻は召喚酔いせずに攻撃できる能力になります。
ただし、「戦場に出したターン、コントロールが変更されたターンでも、攻撃やコストとしてタップやアンタップすることができる能力」と表現した方が的確に速攻について言い表せています。
上記の堅苦しい言い方を簡略したものが「戦場に出したターンでもタップできる」といった感じですね。
702.10b 速攻を持つクリーチャーは、そのコントローラーの最新のターンの最初から継続してコントロールされていない場合でも、攻撃することができる。(rule 302.6 参照。)
702.10c 速攻を持つクリーチャーは、そのコントローラーの最新のターンの最初から継続してコントロールされていない場合でも、コストにタップ・シンボルやアンタップ・シンボルを含む能力を起動することができる。(rule 302.6 参照。)
出典:マジック総合ルール(和訳 20210202.1 版)
速攻を持っていることで戦場に出したターンに攻撃することや、タップがコストに含まれる能力はもちろんのこと、相手のクリーチャーのコントロールを得ることのできる「アクロス戦争」でも、速攻さえあれば攻撃することやタップして使用する能力が使えます。
「初子さらい」はコントロールを得つつ、速攻が付与されるので分かりやすい例ですね。

ソーサリー
点数で見たマナ・コストが3以下のクリーチャー1体を対象とし、ターン終了時まで、それのコントロールを得る。そのクリーチャーをアンタップする。ターン終了時まで、それは速攻を得る。
本来であれば、コントロールを得たばかりのクリーチャーは攻撃することもタップすることも出来ません。
その理由は、ターンの開始時からそのクリーチャーをコントロールしていないことにあります。
しかし、「初子さらい」の場合は速攻が付与されるので「初子さらい」でコントロールを得たクリーチャーは攻撃することが可能です。
というわけで、速攻とはすぐさまタップ(アンタップ)することが可能となる能力となっています。
特に「コントロールが変更されたターン」と「コストとしてタップ、アンタップすることができること」に関しては忘れやすいので覚えておきましょう!
速攻は決して侮れない

さて、速攻については前項でまとめた内容だけになります。
この項では、速攻はすぐ攻撃したり能力を使ってくるだけだけど、侮れないぞという話をします。
というのも、パワーの高いクリーチャーが速攻を持っていると、馬鹿にならないダメージを受けることになります。
最近では、「黄金架のドラゴン」や「巨怪な略奪者、ヴォリンクレックス」などが速攻を持つ高パワークリーチャーとして登場していますね。


どちらのクリーチャーも高いステータスのみならず、強力な能力を兼ね備えています。
ライフに余裕があったりブロックできるクリーチャーがいればなんてことはありませんが、拮抗している時に出されてしまうと一気に形勢が傾いてしまいます。
というわけで速攻は決して侮れない能力と言えますね。
まとめ
- 速攻は戦場に出たターン、コントロールが変更されたターンでも攻撃やコストによってタップ、アンタップすることができる能力のこと。
- 速攻持ちの高パワーのクリーチャーなども存在するため、一気に形勢が傾くことがある
この記事は以上になります。