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【マイクラ】高度マップは特殊なY座標!使い道も解説【Heightmap】

【マイクラ】高度マップは特殊なY座標!使い道も解説【Heightmap】

この記事では、Minecraft Java Edition(バージョン1.20.2)の情報をもとに執筆しています。
そのほかのバージョンや機種などでの動作は保証できません。

こんにちは!
マインクラフターのなつめ(@natsume_717b)です。

なつめ

2016年からマイクラを楽しんでおり、最近はクリエイティブモードでコマンドを駆使して遊んでいます!

この記事では、こんな疑問を解決します!

本記事の内容
  • 高度マップとは特定の条件下におけるY座標の高さ
  • カスタムストラクチャーやコマンドで使用する

高度マップとは英語でHeightmapと書き、高さを示すものになります。

多くの人が知っているY座標とは少々異なるため、この記事でしっかりと理解してもらえれば幸いです。

さっそく見ていきましょう!

高度マップとは特定の条件下におけるY座標の高さ

高度マップとは、ざっくり言えばY座標の値です。

ただし本来のY座標とは異なり、様々な条件が付与されています。

例えばOCEAN_FLOORの場合は、水などの移動を制限するブロックは含めません。
海のバイオームを想像してもらった時に、海底となるブロックの高さがOCEAN_FLOORで示す値になります。

このように特殊なカウントをするので、それぞれ使い分ける意味があるわけですね。

高度マップの種類やどのようなものかは以下の表にまとめました。

高度マップ名デバッグ画面での表記説明
WORLD_SURFACES空気ブロック以外で、最も高い位置にあるブロックのY座標を示す。
WORLD_SURFACE_WG洞窟生成完了後に削除されるため無し。WORLD_SURFACEと同様。
ただし、ワールド生成が済むと削除される。
OCEAN_FLOOROエンティティの移動を妨げるブロックを含まない。
要は水や溶岩などを含めない状態で最も高いのブロックのY座標を示す。
OCEAN_FLOOR_WG洞窟生成完了後に削除されるため無し。OCEAN_FLOORと同じ。
ワールド生成が完了すると、削除される。
MOTION_BLOCKINGM水や溶岩、水没したブロックなども含めて、最も高い位置にあるブロックのY座標を示す。
MOTION_BLOCKING_NO_LEAVESMLMOTION_BLOCKINGから葉ブロックを除いた状態で、最も高い位置にあるブロックのY座標を示す。

また、デバッグ画面で確認する際はCHとSHがあります。
これはクライアントとサーバーの違いで、それぞれClient-side HeightmapとServer-side Heightmapの略になっています。

カスタムストラクチャーやコマンドで使用する

さて、高度マップについて説明しましたが、いったいどういう用途があるのかという話です。

高度マップはカスタムストラクチャーで使うほか、コマンドで使用することもあります。

カスタムストラクチャーを作成する際に必要なstructureの中にあるjsonファイルには、以下のような記述があります。

{
    "type": "minecraft:jigsaw",
    "biomes": "minecraft:badlands",
    "max_distance_from_center": 80,
    "project_start_to_heightmap": "WORLD_SURFACE_WG",
    "size": 6,
    "spawn_overrides": {},
    "start_height": {
      "absolute": 0
    },
    "start_pool": "ntm:dungeon01",
    "step": "surface_structures",
    "terrain_adaptation": "beard_thin",
    "use_expansion_hack": true
  }

また、executeコマンドでpositionedにてoverを選択した場合は、高度マップの選択が必要になります。

/execute positioned over motion_blocking_no_leaves run XXXX

使用頻度こそ少ないかもしれませんが、覚えておくといつか役に立ちそうな知識ではあります。

まとめ

というわけで、今回のまとめです。

ポイント
  • 高度マップとは、決められた条件での最大高度を示す値。
  • 高度マップには複数の種類があるため、カスタムストラクチャーなどで使用する際は使い分けることが可能。

この記事は以上になります。

  • 【まとめ】functionコマンドの基本から応用【マイクラ】
  • 【まとめ】カスタムストラクチャーの実装・カスタム方法【マイクラ】