この記事では、Minecraft Java Edition(バージョン1.20.2)の情報をもとに執筆しています。
そのほかのバージョンや機種などでの動作は保証できません。
こんにちは!
マインクラフターのなつめ(@natsume_717b)です。
この記事では、こんな疑問を解決します!
- randomコマンドの使い方・活用方法
ver.1.20.2にアップデートした際にrandomコマンドというコマンドが追加されました。
【ver.1.20.2で追加されたrandomコマンドについて】
画像に記載されているコマンドで2~10の数字をランダムに抽選できるようになりました
もちろん値を変更すれば、別の範囲で抽選できます
valueでは実行者だけに、rollだと全プレイヤーに抽選結果が見えるらしいので、かなり使いやすいですね… pic.twitter.com/y0kbBDqkB6— 夏メ (@natsume_717b) September 24, 2023
randomコマンドはその名の通り「ランダム」を扱うことができるコマンドです。
そのおかげで乱数を簡単に扱えるようになりましたが、実際にはどのように使うのか疑問だという人もいると思います。
そういった方々のために基本的な使い方を解説していきます。
sequence機能、resetの必要性については検証中のため説明を省いております。
randomコマンドの使い方・活用方法
randomコマンドは、値の範囲を指定することでその中からランダムな値を1つ選出してくれるコマンドです。
なので、乱数を簡単に生成できるものとなっています。
そんなrandomコマンドの構文はこちら。
/random モード 値の範囲
モードにはrollとvalueの2つがあります。
rollは他のプレイヤーにも抽選結果が見え、valueだとコマンドの実行者にのみ抽選結果が確認できます。
値の範囲については、今まで同様.(ドット)を2つ並べて範囲を指定します。
実際のコマンド例を見てましょう。
/random value 1..10
上記のコマンドは、コマンドの実行者にのみ見えるようにしつつ1~10の間でランダムに数字を選ぶように指示しています。
何回か実行してみると、異なる値が選ばれるはず。
これだけでrandomコマンド自体は使用することが可能です。
ランダムに生成された値の活用方法について
randomコマンドによって生成された数字は単純にメッセージに現れるだけです。
なので、この時点ではどうやっても活用することができません。
しかし、randomコマンドを実行する際にexecuteコマンドのstoreを利用することで生成された値を別の場所へ投入することが可能となります。
今回はスコアボードに生成された値を入れてみましょう。
まずはスコアボードの作成です。
/scoreboard objectives add Random_Test dummy
今回はdummy型でRandom_Testという名前で作成しました。
これをexecuteコマンドに当てはめると以下の通り。
/execute store result score @a Random_Test run random value 1..10
これでRandom_Testに1~10の間にあるランダムな数字が実行結果に応じて投入されます。
あとはスコアボードの値を指示したコマンドを用意するだけですね。
以下は一例です。
/execute as @a[scores={Random_Test=..5}] run give @s diamond 1
Random_Testの値が5以下ならば、ダイヤモンドが1つ貰えます。
このように簡単に乱数を扱えるようになったので、ぜひ活用してみてくださいね。
まとめ
というわけで、今回のまとめです。
今回はrandomコマンドの基本的な使い方と活用方法について解説しました。
- randomコマンド単体では数字を抽選するだけ。
- executeコマンドのstore機能と組み合わせることで、選ばれた値を別の場所へ保存できる。
この記事は以上になります。
2016年からマイクラを楽しんでおり、最近はクリエイティブモードでコマンドを駆使して遊んでいます!