この記事では、Minecraft Java Edition(バージョン1.17.1)の情報をもとに執筆しています。
そのほかのバージョンや機種などでの動作は保証できません。

Ver 1.17でチェストにアイテムを補充したいプレイヤー
「バージョン1.17でreplaceitemコマンドを使ってチェストにアイテムを補充したいけど、上手くいかない。replaceitemコマンドが使えなくなったみたいだけど、代わりのコマンドって存在する?」
こんな疑問を解決します!
- replaceitemコマンドはitemコマンドに変更されました
- itemコマンドでチェストにアイテムを収納するには
こんにちは! マインクラフターのナツメ(@natsume_717b)です。

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今回はVer 1.17でチェストの中身を補充する方法を解説していきます。
以前、チェストの中身を補充する方法について解説しました。
しかし、それからMinecraftのバージョンアップが入り、解説していたreplaceitemコマンドが使えなくなってしまいました。
それでは困るという方もいるはず。
私もそんな一人でしたから、気持ちはよく分かります。
ですが、1.17に上がると同時に、その代用となるコマンドがしっかりと実装されました。
これには一安心ですね。
というわけで記事の前半では、どのようなコマンドに変更されたのかを。
そして、その後は実際のコマンド例を挙げて、そのコマンドの使い方を解説していきます。
もし1.17よりも前のバージョンでチェストの中身を補充したいという方は、以下の記事を参考にしてください。
コマンドが変わったと言えど、その役割はほとんど同じです。
なので、今までreplaceitemコマンドを使っていた人はすぐに理解できると思います。
もちろん、初めて知るという方のためにも分かりやすく解説することを心掛けましたので、ぜひ最後まで読んでくれると嬉しいです。
それでは、さっそく見ていきましょう!
replaceitemコマンドはitemコマンドに変更されました

replaceitemコマンドは、1.17にバージョンアップした際に廃止されました。
なので、replaceitemコマンドで機能していたコマンドはすべて動かなくなったということです。
そのためreplaceitemコマンドで行っていたことは完全に出来なくなったのかというと、そうではありません。
1.17からは別コマンドに変更されました。
その代用で実装されたコマンドこそ、itemコマンドです。
itemコマンドもreplaceitemコマンドと出来ることはほとんど同じです。
チェストや装備欄、手持ちなどにアイテムを付与します。
なので、replaceitemコマンド=itemコマンドと思って問題ありません。
というわけで、1.17以降はitemコマンドを駆使してチェストにアイテムを補充していきます。
itemコマンドでチェストにアイテムを収納するには

replaceitemコマンドとitemコマンドは役割がほとんど同じだという話をしましたが、コマンドの書き方は異なります。
別コマンドなので、当然といえば当然ですね。
ただ、その内容は類似しています。
例えば、座標X=20、Y=4、Z=20の位置にチェストがあったとします。
このチェストの中央部分に、ダイヤモンドを収納したい場合のコマンドは以下の通りになります。
replaceitemコマンドの場合
/replaceitem block 20 4 20 container.13 minecraft:diamond 1
itemコマンドの場合
/item replace block 20 4 20 container.13 with minecraft:diamond 1
ぱっと見では、ほとんど同じですね。
ただ、実際にitemコマンドを1から打ってみると気付くのですが、設定する項目が増えています。
それによって、各項目の設定が分かりやすくて使いやすいと受け取るか、項目が多くてややこしいと受け取るかは個々によって意見が分かれますね。
とはいえ、チェストにアイテムを補充したいだけなら、他の選択肢を覚えなくてよいので難しいことはないです。
覚えてきて余裕が出てきたら、他の選択肢も遊んでみるのが良いと思います。
実際にコマンドが成功した画像がこちら。
(画像ではエメラルドブロックを補充しています)

最後に様々なパターンに対応できるように上記のitemコマンドを言語化しておきましょう。
チェストにアイテムを補充する場合のitemコマンドを言語化すると以下のようになります。
/item replace block チェストの座標 収納位置 with 収納するアイテム 個数
収納位置に関しては以下の画像を参考に、どこがどの数字なのかを判断してください。

上記の言語化したコマンドとcontainerの割り振りを覚えておけば、ほとんどの場合に対応できると思います。
別のチェストの中身をコピーすることもできる
itemコマンドでは別のチェストの中身をコピーすることも簡単です。
そのためのコマンドは以下の通り。
/item replace block チェストの座標 収納位置 from コピー元のチェストの座標 コピーしたいアイテムが収納されている位置
先ほどまで説明していたコマンドと何が違うのかというと、withとfromが違います。
withではどこからともなくアイテムをチェストに付与し、fromでは別の場所を参考にしてアイテムを収納(コピー)します。
例えば、先ほど例に挙げた座標X=20、Y=4、Z=20の位置にあるチェストの中央部分に、座標X=10、Y=4、Z=10のチェストに入っているダイヤの剣を収納したいとします。
(ダイヤの剣は左上に収納されているとします)
その場合のコマンドはこちら。
/item replace block 20 4 20 container.13 from block 10 4 10 container.0
fromを使った場合でもチェスト内のアイテムを移動させているわけではありません。
なので、座標X=10、Y=4、Z=10のチェストの中身が無くなりません。
あくまでコピーしているだけですので、fromはコピペというイメージを持ってくれればOKです。
まとめ
というわけで、今回のまとめです。
今回使ったコマンドはこちら。
- itemコマンドで、チェストにアイテムを補充するコマンド
/item replace block チェストの座標 収納位置 with 収納するアイテム 個数
- チェストの中身をコピーして、チェストにアイテムを収納するコマンド
/item replace block チェストの座標 収納位置 from コピー元のチェストの座標 コピーしたいアイテムが収納されている位置
- itemコマンドは1.17からのコマンド。それより前はreplaceitemコマンドを使います。
この記事は以上になります。