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【マイクラ】exploration_mapで地図に建造物を記載【item_modifier】

【マイクラ】exploration_mapで地図に建造物を記載【item_modifier】

この記事では、Minecraft Java Edition(バージョン1.20.4)の情報をもとに執筆しています。
そのほかのバージョンや機種などでの動作は保証できません。

こんにちは!
マインクラフターのなつめです。

なつめ

2016年からマイクラを楽しんでおり、最近はクリエイティブモードでコマンドを駆使して遊んでいます!

この記事では、こんな疑問を解決します!

本記事の内容
  • exploration_mapで地図に建造物を示す
  • 実例

exploration_mapは地図に関するitem_modifierです。
具体的には、地図に建造物の場所を記載することのできる項目となっています。

難しそうなことをしそうに思えますが、実際はそんなことありません。
1つ1つ確実に理解していけば、簡単ですよ。

それでは、さっそく見ていきましょう。

本記事で紹介するデータパックのサンプルはGitHubにてダウンロードできます。

exploration_mapで地図に建造物を示す

exploration_mapを適用させることで、地図に建造物を記載することが出来ます。

どの建造物を、どのマークで地図に記載するのかを決められるので、地図を扱う上では是非とも習得しておきたい項目と言えますね。

身近な例では、海底神殿や森の洋館の位置を示す地図を製図家から取引することが出来ます。
これらの地図のように建造物を示せるようになるというわけです。

次項で詳しく見ていきましょう。

また、カスタムストラクチャーで扱う場合については以下の記事で解説しています。

【マイクラ】カスタムストラクチャーを地図に表示させる

実例

exploration_mapはitem_modifierとしてitemコマンドで適用させても良いですし、ルートテーブルとして付与時に地図の情報を更新させることもできます。

今回はそれらの例を見ていきます。
まずはデータパックの構造からです。

  • データパック本体
    • data
      • フォルダー
        (今回はsampleと命名したとします)
        • item_modfiers
          • jsonファイル
            (今回はtest.jsonと命名したとします)
        • loot_tables
          • jsonファイル
            (今回はtest.jsonと命名したとします)
    • pack.mcmeta

item_modifierの場合

item_modifierから適用させようとする場合は、exploration_mapの情報を書き込むだけで使えるようになります。

なので、以下のような記述をjsonファイルに書き込みましょう。

{
  "function": "minecraft:exploration_map",
  "destination": "minecraft:village",
  "decoration": "red_x",
  "zoom": 1,
  "search_radius": 50,
  "skip_existing_chunks": true
}

複数の項目がありますが、どれも簡単です。
表で見ていきましょう。

項目名意味
destination地図に記載する建造物のタグ。
タグは自作できるため、特定の建造物だけを対象にすることも可能。
decoration地図に記載する際のマーク。
決められたものから選ぶ必要がある。
zoom適用後の地図の縮尺を指定する。
0か1、2が適切。(3、4だとdecorationで指示したマークが表示されない)
search_radius建造物を探す範囲。
指定した数字分のチャンクだけ対象となる。
skip_existing_chunksすでに読み込んでいる対象の建造物をカウントしないかどうか。
tureにすることで読み込み済みのものは記載せず、読み込んでいないものを探すようになる。
falseにした場合は、読み込んでいるものを記載してしまう。

簡単な項目ばかりではありますが、やはり生成サイトを使った方が時短になるうえ、つまらないミスがなくなるのでおすすめです。

生成サイト(item_modifier)はこちら

ルートテーブルの場合はこちら

jsonファイルを作成出来たら、あとはitemコマンドで白紙の地図に対して適用するだけです。

コマンド例としては以下の通り。
手に持っているアイテムに対して、指定したitem_modifierを適用させるコマンドになります。

/item modify entity @s weapon.mainhand sample:test

ルートテーブルの場合

ルートテーブルの場合は、付与されるアイテムにexploration_mapを指示すればOKです。

そのため、以下のような記述になります。

{
    "pools": [
      {
        "rolls": 1,
        "entries": [
          {
            "type": "minecraft:item",
            "name": "minecraft:map",
            "functions": [
              {
                "function": "minecraft:exploration_map",
                "destination": "minecraft:village",
                "decoration": "red_x",
                "zoom": 2,
                "search_radius": 50,
                "skip_existing_chunks": true
              }
            ]
          }
        ]
      }
    ]
  }
  

入力する項目自体は、item_modifierと変わりません。

このようなファイルを用意して、lootコマンドによる付与を行う、デフォルトのドロップアイテムを変更するなどして入手すればOKです。

まとめ

というわけで、今回のまとめです。

ポイント
  • exploration_mapを適用させることで、地図に指定した建造物の場所を記載できる。

この記事は以上になります。

  • 【まとめ】functionコマンドの基本から応用【マイクラ】
  • 【まとめ】カスタムストラクチャーの実装・カスタム方法【マイクラ】