この記事では、Minecraft Java Edition(バージョン1.20.4)の情報をもとに執筆しています。
そのほかのバージョンや機種などでの動作は保証できません。
こんにちは!
マインクラフターのなつめです。
この記事では、こんな疑問を解決します!
- set_countで個数の指示を行う
- 実例
set_countを用いることで、アイテムの個数を簡単に調整できます。
特定の値にするほか、個数の増減も簡単に行えるので、是非とも覚えておきたい項目です。
難しい項目ではないので、サクッと習得してしまいましょう。
それでは見ていきます。
本記事で紹介するデータパックのサンプルはGitHubにてダウンロードできます。
set_countで個数の指示を行う

set_countを指示することで、アイテムの数を変更することが出来ます。
例えば、手元のアイテムを10個にしたり、もともと持っている数から10個増やすといった感じです。
値をマイナスにすることで数を減らすことも可能なので、個数を調整する際にかなり重宝すると言えますね。
特定の値にしたい場合にはaddという項目をfalseにし、指定した数字分だけ増やしたい場合にはtrueを指定します。
詳しくは次項で見ていきましょう。
実例

ここからは実際の例を見ていきます。
まずは特定の値に変更する場合についてです。
{
"function": "minecraft:set_count",
"count": 10,
"add": false
}
functionでminecraft:set_countを指示し、countで変化させたい数を記述します。
addではtrueかfalseを入力しますが、特定の値にする際はfalseを選びます。
つまり、上記の例ではcountが10、addがfalseなので、元々の数に関係なく10個になるように変化させるわけですね。
これがもし元々の数から10個増やしたいという場合は、以下のようになります。
{
"function": "minecraft:set_count",
"count": 10,
"add": true
}
減らしたい場合は、以下の通り。
{
"function": "minecraft:set_count",
"count": -10,
"add": true
}
複雑なことはしていないので難しくないと思います。
とはいえ、1から書くのは面倒なので、生成サイトの利用がおすすめです。
どこに記述するか
set_countはitem_modifier単体としても活用できるほか、ルートテーブルに記述することもできます。
いずれにせよ適切にデータパックを作成する必要があり、item_modifierとして導入したい場合は以下の通りです。
- データパック本体
- data
- フォルダー
- item_modifiers
- jsonファイル
(このjsonファイルに先ほど紹介したようなものを記述する)
- jsonファイル
- item_modifiers
- フォルダー
- pack.mcmeta
- data
ルートテーブルに組み込んで活用する場合でも、ルートテーブルの作成方法を守って記述すれば問題ありません。
前述したjsonファイルの記述はitem_modifierとしてのものなので、ルートテーブルに組み込む場合はルートテーブル内のfunctionに適切な形で記述する必要がある。
こちらも生成サイトを利用しましょう。
- データパック本体
- data
- フォルダー
- loot_tables
- jsonファイル
(このjsonファイルに先ほど紹介したようなものを記述する)
- jsonファイル
- loot_tables
- フォルダー
- pack.mcmeta
- data
まとめ
というわけで、今回のまとめです。
- set_countを使用することで、アイテムの数を一定にできるほか、個数の増減を行えます。
この記事は以上になります。
2016年からマイクラを楽しんでおり、最近はクリエイティブモードでコマンドを駆使して遊んでいます!