この記事では、Minecraft Java Edition(バージョン1.20.5)の情報をもとに執筆しています。
そのほかのバージョンや機種などでの動作は保証できません。
こんにちは!
マインクラフターのなつめです。
この記事では、こんな疑問を解決します!
- set_itemでアイテムのすり替えを行う
- 実例
set_itemはアイテムのすり替えを行えるitem_modifierとなっています。
ただアイテムを与えるわけではなく、対象となったアイテムの個数とcustom_dataを保持したまま、指示しておいたアイテムへと変更するので、「すり替え」と言うわけですね。
難しい項目ではないので、ぜひこの記事を参考に習得してくださいね。
それでは見ていきましょう!
本記事で紹介するデータパックのサンプルはGitHubにてダウンロードできます。
set_itemでアイテムのすり替えを行う
set_itemを適用すると、対象としたアイテムを指示したアイテムへと変更します。
この際、個数やcustom_dataは保持されますので、言ってしまえばアイテムのすり替えを行うようなものです。
例えば、sampleという名前のエメラルドを30個持っていた場合にダイヤモンドへと変更させるset_itemを適用させれば、sampleという名前の30個のダイヤモンドになります。
このようにデータと個数を保持したままアイテムを変更できるのが、set_itemの魅力になります。
実例
実際の例で見ていきましょう。
まずはデータパックの構造からです。
- データパック本体
- data
- フォルダー
(今回はsampleと命名したとします)- item_modifiers
- jsonファイル
(今回はtest.jsonと命名したとします)
- jsonファイル
- item_modifiers
- フォルダー
- pack.mcmeta
- data
jsonファイルには、以下のような記述を行います。
{
"function": "minecraft:set_item",
"item": "minecraft:diamond"
}
set_itemを指示し、何のアイテムに変更するのかを記載しているだけですね。
そのため、難しい記述は必要ありません。
上記の場合はダイヤモンドが指示されているため、適用すればダイヤモンドへと変更されます。
itemコマンドで適用するため、以下のようなコマンドを実行しましょう。
以下の場合は、手元のアイテムを対象にitem_modifierを適用するコマンドになります。
/item modify entity @s weapon.mainhand sample:test
まとめ
というわけで、今回のまとめです。
- set_itemを適用することで、指示しておいたアイテムへと変更する。
この際、個数やcustom_dataは保持されたままになる。
この記事は以上になります。
2016年からマイクラを楽しんでおり、最近はクリエイティブモードでコマンドを駆使して遊んでいます!