この記事では、Minecraft Java Edition(バージョン1.20.4)の情報をもとに執筆しています。
そのほかのバージョンや機種などでの動作は保証できません。
こんにちは!
マインクラフターのなつめです。
この記事では、こんな疑問を解決します!
- set_potionでポーションの内容を指示する
- 実例
set_potionを使うことで、適切なアイテムに対してポーションの効果を付与することが出来ます。
具体的な使い方としては水入り瓶に対して使用するほか、ポーションに対して使用して効果を上書きするなどといったものですね。
ポーションを扱う上では便利な項目ですので、ぜひ参考にしてください。
それでは、さっそく見ていきましょう!
本記事で紹介するデータパックのサンプルはGitHubにてダウンロードできます。
set_potionでポーションの内容を指示する
set_potionは対象としたアイテムに対して、ポーションの効果を付与します。
例えば、水入り瓶に対してset_potionを適用させれば、指示した内容のポーションへと変化します。
適切でないアイテムに使用した場合にはポーション効果が反映されない点については、要注意ですね。
実例
実際の例を見ていきましょう。
まずはデータパックの構造からです。
- データパック本体
- data
- minecraft
- loot_tables
- entities
- cod.json
- entities
- loot_tables
- フォルダー
(今回はsampleと命名したとします)- item_modifiers
- jsonファイル
(今回はtest.jsonと命名したとします)
- jsonファイル
- item_modifiers
- minecraft
- pack.mcmeta
- data
タラのドロップ品を変更して、透明化のスプラッシュポーションをドロップするようにしているほか、item_modifierとしてのファイル構成を記載しています。
それぞれ見ていきましょう。
タラのドロップ品を変更した場合
タラのドロップ品を変更した場合、以下のようになります。
{
"type": "minecraft:entity",
"pools": [
{
"rolls": 1,
"entries": [
{
"type": "minecraft:item",
"name": "minecraft:splash_potion",
"functions": [
{
"function": "minecraft:set_potion",
"id": "minecraft:invisibility"
}
]
}
]
}
]
}
スプラッシュポーションがドロップするようにしていますが、それだけではポーションの効果が決まっていません。
そのため、set_potionで透明化の効果が付与されるように指示していますね。
item_modifierとして記述する場合
item_modifierとして記載する場合は、以下のようなものになります。
{
"function": "minecraft:set_potion",
"id": "minecraft:water_breathing"
}
上記では水中呼吸を指示しており、これをitemコマンドで適用すればいいわけですね。
itemコマンドの例としては、以下の通り。
/item modify entity @s weapon.mainhand sample:test
どのアイテムに対して適用させるのか、どのjsonファイルを参照するのかを正しく指示できれば、問題なく適用できるはずです。
まとめ
というわけで、今回のまとめです。
- set_potionを使うことで、適切なアイテムに対してポーションの効果を付与することが出来ます。
この記事は以上になります。
2016年からマイクラを楽しんでおり、最近はクリエイティブモードでコマンドを駆使して遊んでいます!