この記事では、Minecraft Java Edition(バージョン1.19)の情報をもとに執筆しています。
そのほかのバージョンや機種などでの動作は保証できません。

アイテムIDに疑問があるマインクラフター
「コマンドを使う時に#がついたアイテムIDがあるけど、これって何なの? どういう時に使うのか教えて欲しいな」
こんな疑問を解決します!
- #がついているアイテムIDは複数のアイテムを指す
こんにちは! マインクラフターのなつめ(@natsume_717b)です。

マイクラ歴は5年程で、最近は脱出マップやミニゲームを制作しています!
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この記事では、#のついたアイテムIDについて解説しています。
アイテムIDを指定する際に、時折#のついたアイテムIDが候補に出てくることがあります。
これはgiveコマンドなどの単一のアイテムを指定しなければならない場合には出てこず、複数のアイテムを指定しても問題ない場合に出現します。
後に例として出しますが、executeコマンドのif blockなどですね。
#のついたアイテムIDがどういったものなのか、どういう風に使うのかということをお話していますのでぜひ参考にしてくださいね。
それでは、さっそく見ていきましょう!
Youtubeでも解説していますので、動画で観たいという方はこちらをどうぞ!
#がついているアイテムIDは複数のアイテムを指す

コマンドを使用していると、時折「#」(シャープ)のついたアイテムIDが候補に表示されることがあります。
この#がついているアイテムIDがなんなのかというと、とある特徴でまとめたアイテム郡をまとめて指定する際に使用するものとなっています。
例えば、#minecraft:anvilという#のついたアイテムIDを使うことで、金床をまとめて指示することが可能です。
本来金床は、金床、欠けた金床、壊れかけの金床の3種類のアイテムが存在し、それぞれに異なるアイテムIDが存在するのですが、わざわざ3種類のアイテムIDを指定する必要がないというわけですね。
実際にコマンドで使用してみると、以下のようなコマンドを組むことが可能です。
/execute if block 10 10 10 #minecraft:anvil run give @p diamond 1
上記のコマンドは座標XYZ=10の地点に、金床、欠けた金床、壊れかけの金床のどれかがあれば、コマンドの実行場所に最も近い位置にいるプレイヤーに対してダイヤモンドを1つ付与するというコマンドです。
要するに、状態を問わず金床が指定した位置にあればダイヤモンドがもらえるわけですね。
今回は#minecraft:anvilという金床をまとめたアイテムIDで紹介しましたが、この他にも#のついたアイテムIDはたくさんあります。
例を挙げると、#minecraft:mineable/pickaxeというアイテムIDは適正ツールにピッケルが指定されているブロックをまとめたものです。
また黒曜石には上記のアイテムIDのほかに、minecraft:needs_diamond_toolというダイヤモンドツールが必要なブロック群をまとめたアイテムIDにも属しています。
このように#のついたアイテムIDには、その特徴ごとにまとめられたブロックが属しています。
そのブロックがどういった#のついたアイテムIDに属しているのかを調べるには、F3キーを押して調べたいブロックにクロスヘアーを合わせます。
そうすると画面中央の右側辺りにTargeted Blockという項目がありますので、そこに記載されています。
まとめ
というわけで、今回のまとめです。
今回使ったコマンドはこちら。
/execute if block 10 10 10 #minecraft:anvil run give @p diamond 1
この記事は以上になります。