
MTG初心者
「オーラってなに? 普通のエンチャントとはなにが違うの?」
こんな疑問を解決します!
- オーラはオブジェクトにつけて使う
- エンチャントされているオブジェクトがいなくなると、墓地に送られる
こんにちは! MTGプレイヤーのナツメ(@natsume_717b)です。
今回はエンチャントの一種である、オーラについて解説していきます。
オーラは装備品のように使いますが、必ずしも同じ処理をするとは限りません!
さっそく見ていきましょう!
オーラはオブジェクトにつけて使う

エンチャント・オーラは基本的に通常のエンチャントと同じ使い方でOKですが、異なる点としてオブジェクトやプレイヤーにつけて使います。
具体的には、唱えた時点で正しい対象を選ぶ必要があります。
303.4. エンチャントの中には、サブタイプとして「オーラ/Aura」を持つものがある。オーラはオブジェクトまたはプレイヤーについた状態で戦場に出る。オーラをつけることができる先は、キーワード能力「エンチャント/Enchant」によって規定されている(rule 702.5〔エンチャント〕参照)。他の効果によって、あるパーマネントをエンチャントできるかどうかに限定が加えられる場合もある。
303.4a オーラ・呪文は、エンチャント能力によって規定される対象を必要とする。
出典:マジック総合ルール(和訳 20210202.1 版)
なので、「平和な心」を唱えた時点でどのクリーチャーにつけるのかを選ばなくてはなりません。

エンチャント — オーラ
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーでは攻撃もブロックもできない。
どのカードを対象にできるかは、テキスト欄のエンチャントという文字の横に()で括られています。
上記の「平和な心」はクリーチャーと書かれているので、クリーチャーだけを対象にできるということになります。
クリーチャー以外つけるオーラには、土地を対象とする「狼柳の安息所」が存在します。

エンチャント — オーラ
エンチャント(土地)
エンチャントしている土地がマナを引き出す目的でタップされるたび、それのコントローラーは追加で(緑)を加える。 (4)(緑),狼柳の安息所を生け贄に捧げる:緑の2/2の狼クリーチャー・トークンを1体生成する。この能力は、あなたのターンの間にのみ起動できる。
基本的にはクリーチャーにつけるエンチャントが多いですが、「狼柳の安息所」のようにクリーチャー以外につけるオーラも存在します。
また、「エンチャントされている」というのはオーラがつけられているカードの事を指し、「エンチャントしている」「ついている」と書かれているのはオーラからみてその対象の事を指しています。
エンチャントされているオブジェクトがいなくなると、墓地に送られる

オーラは特定の対象につけて使いますが、その対象が存在しなくなると墓地に送られてしまいます。
分かりやすく言うと、先ほど紹介したクリーチャーにつけて使う「平和な心」の場合は、対象となっているクリーチャーが戦場から離れてしまえば「平和な心」も墓地に送られるということになります。
303.4c オーラが、エンチャント能力やその他の効果による規定に対して不正なオブジェクトまたはプレイヤー上にエンチャントしていた、あるいはエンチャントされているオブジェクトやプレイヤーがすでに存在しなくなっていた場合、そのオーラはオーナーの墓地に置かれる(これは状況起因処理である。rule 704〔状況起因処理〕参照)。
出典:マジック総合ルール(和訳 20210202.1 版)
これは装備品とは異なる処理ですので、要注意です!
装備品については、装備品はクリーチャーにつける!【装備品解説】にて解説しているので、詳しく知りたい方はこちらも読んでくださいね。
オーラの場合は、対象がいなくなると墓地に送られてしまいます!
まとめ
- オーラはそのカードによって決められた対象につけて使う
- オーラをつけている対象が存在しなくなると、オーラも墓地に送られる
この記事は以上になります。