
MTGプレイヤー
「混成マナを持っているクリーチャーの信心ってどうやって数えるの?」
こんにちは! MTGプレイヤーのナツメ(@natsume_717b)です。
こんな内容をお話していきます!
- 混成マナはそれぞれ数えることができる
- 2つの色の信心を数える際は、1色分としか数えられない
混成マナとは、一つのマナシンボルの箇所に斜めに分割して2色のマナシンボルが記載されているものです。
ここ最近で有名なマナシンボルを持つカードとしては、相棒の面々が持ち合わせています。



そんな混成マナを信心として数える際は、どのように数えたら正しいのかを、解説していきます。
さっそく見ていきましょう!
混成マナはそれぞれ数えることができる

混成マナの場合、兼ね合わせている色の信心をそれぞれ数えます。
これは混成マナがどちらのマナとしても支払うことができることに由来しています。
なので、赤と黒の混成マナを持つ「獲物貫き、オボシュ」は赤の信心が2つ。黒も2つということになります。

伝説のクリーチャー
相棒 ― あなたの開始時のデッキに、点数で見たマナ・コストが奇数のカードと土地カードのみが入っていること。
あなたがコントロールしていて点数で見たマナ・コストが奇数である発生源がパーマネントやプレイヤーにダメージを与えるなら、代わりに、それはそのパーマネントかプレイヤーにその点数の2倍のダメージを与える。
ですので、赤として信心をカウントするから黒は1つもないなんてことはありません。
赤と黒どちらも別で数えます。
混成マナはどちらの色も信心としてカウントできます!
2つの色の信心を数える際は、1色分としか数えられない

先ほどは混成マナは別々で信心としてカウントできる旨をお話しました。
しかし、2色同時に数える場合は異なります。
700.5. プレイヤーの「[色]への信心/devotion to [color]」は、そのプレイヤーがコントロールしているパーマネントのマナ・コストに含まれるその色のマナ・シンボルの数に等しい。プレイヤーの「[色1]と[色2]への信心/devotion to [color 1] and [color 2]」は、そのプレイヤーがコントロールしているパーマネントのマナ・コストに含まれる、[色1]、[色2]、その両方の色、のマナ・シンボルの総数に等しい。
出典:マジック総合ルール(和訳 20200925.0 版)
2色の信心を数える際は、その色を含んでいるマナシンボルの数だけ数えられます。
つまり、先ほどのオボシュの場合は、赤と黒の混成マナを持ち、赤の信心は2。黒の信心も2ということでした。
しかし、「赤と黒への信心」を数える際は2+2で4になるわけではなく、マナシンボルの数である2つのままです。
つまるところ、2色の場合混成マナはどちらかの色でしかカウントすることしかできません。
もう少し具体的な例を挙げましょう。
「運命の神、クローティス」と「炎樹族の使者」です。

伝説のクリーチャー エンチャント
破壊不能
あなたの赤と緑への信心が7未満であるかぎり、運命の神、クローティスはクリーチャーではない。
あなたの戦闘前メイン・フェイズの開始時に、墓地からカード1枚を対象とし、それを追放する。それが土地カードであるなら、(赤)か(緑)を加える。そうでないなら、あなたは2点のライフを得て、運命の神、クローティスは各対戦相手にそれぞれ2点のダメージを与える。

クリーチャー
炎樹族の使者が戦場に出たとき、(赤)(緑)を加える。
「運命の神、クローティス」は赤と緑への信心を必要としています。
そして、「炎樹族の使者」は赤と緑の混成マナを2つ持っています。
では、「運命の神、クローティス」と「炎樹族の使者」だけが戦場に存在する場合の信心を数えてみます。
クローティス自身が持つ赤マナと緑マナはそれぞれ1つずつ。
この時点では、赤と緑への信心が2つです。
これは簡単ですね。
そして、炎樹族の使者の混成マナが2つあります。
先ほどのオボシュの時と同じように数えると、赤と緑への信心を数える際、混成マナは重複せずにマナシンボルの数と同じ数字になります。
なので、「炎樹族の使者」から得られる赤と緑への信心は2つです。
要するに「運命の神、クローティス」からの2つと、「炎樹族の使者」の2つを足して4つということになります。
混成マナは、混成マナが持つ色同士を数える信心の場合は重複しない。
数えるのはマナシンボルの数!
この事を覚えておけばOKです!
まとめ
- 1色の信心として数える時は、混成マナが持つ色それぞれで数えることが可能。
- 2色以上の信心を数える時は、その混成マナが持つ色同士の場合マナシンボルの数だけ数えられます。
この記事は以上になります。