紋章は破壊できません!その理由はパーマネントではないから!

紋章は破壊できません!その理由はパーマネントではないから!

MTGプレイヤー
「星界の騙し屋、ティボルトが戦場に出たときに紋章っていうのを対戦相手が得ていたんだけど、紋章って破壊できるの?」

こんな疑問を解決します!

本記事の内容
  • 紋章は現状破壊できない
  • 紋章の対策方法

こんにちは! MTGプレイヤーのナツメ(@natsume_717b)です。

今回は「紋章を破壊することはできるのか」ということについてお話していきます。
紋章とは、プレインズウォーカーが生成することのあるものですね。

最近では、「星界の騙し屋、ティボルト」が有名だと思います。

Tibalt, Cosmic Impostor / 星界の騙し屋、ティボルト (5)(黒)(赤) 伝説のプレインズウォーカー — ティボルト(Tibalt) 星界の騙し屋、ティボルトが戦場に出るに際し、あなたは「あなたは星界の騙し屋、ティボルトによって追放されたカードをプレイしてもよく、それらの呪文を唱えるために任意のマナを望む色のマナであるかのように支払ってもよい。」を持つ紋章を得る。 [+2]:各プレイヤーのライブラリーの一番上のカードをそれぞれ追放する。 [-3]:アーティファクト1つかクリーチャー1体を対象とする。それを追放する。 [-8]:すべての墓地からすべてのカードを追放する。(赤)(赤)(赤)を加える。 5
星界の騙し屋、ティボルト

伝説のプレインズウォーカー

星界の騙し屋、ティボルトが戦場に出るに際し、あなたは「あなたは星界の騙し屋、ティボルトによって追放されたカードをプレイしてもよく、それらの呪文を唱えるために任意のマナを望む色のマナであるかのように支払ってもよい。」を持つ紋章を得る。
[+2]:各プレイヤーのライブラリーの一番上のカードをそれぞれ追放する。
[-3]:アーティファクト1つかクリーチャー1体を対象とする。それを追放する。
[-8]:すべての墓地からすべてのカードを追放する。(赤)(赤)(赤)を加える。

それでは早速見ていきましょう!

紋章は現状破壊できない

2021年3月の現在では、紋章はカードの能力などによって破壊することはできません。
そもそも紋章とは、オブジェクトの1種でありエンチャントやクリーチャーなどが属するパーマネントではありません。

パーマネントについては、戦場に出るカードがパーマネント・カード! 5種類あります!にて解説していますので分からない方はそちらの記事を参考にしてくださいね。

ならば、オブジェクトとはなんぞや?と思うことだと思います。
オブジェクトはマジック総合ルールにて以下のように定義されています。

109.1. オブジェクトとは、スタック上の能力、カード、カードのコピー、トークン、呪文、パーマネント、紋章のことである。

出典:マジック総合ルール(和訳 20210202.1 版)

おそらくなんのこっちゃだと思います。
まとまりのない7種類ですからね。

正直私も理解していません。
この部分に関しては理解せずともMTGを楽しめますからね。

ただし、もう少し紋章について掘り下げていきます。
ここからの話は分かりやすいのでついてきてくださいね。

紋章はオブジェクトであることを説明しました。
それと同時にカードでもパーマネントでもないこともこれから説明します。

114.1. 効果によって、紋章が統率領域に置かれることがある。紋章とは、1つまたはそれ以上の能力を持つオブジェクトを表すマーカーであり、それ以外の特性は持たない。

114.5. 紋章はカードでもパーマネントでもない。「紋章」はカード・タイプではない。

出典:マジック総合ルール(和訳 20210202.1 版)

マジック総合ルールによると、統率領域に置かれるオブジェクトだと説明され、カードでもパーマネントでもないことが明記されています。

つまり紋章を破壊できないというのは、カードの能力で破壊しようとすると軒並みパーマネントを破壊する能力しか存在しないためです。

具体例として、「無情の行動」を挙げてみます。
このカードはカウンターの載っていないクリーチャーを破壊するカードですが、当然紋章はクリーチャーではありません。

Heartless Act / 無情な行動 (1)(黒) インスタント 以下から1つを選ぶ。 ・カウンターが置かれていないクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。 ・クリーチャー1体を対象とし、それの上からカウンター最大3個を取り除く。
無情な行動

インスタント

以下から1つを選ぶ。
・カウンターが置かれていないクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
・クリーチャー1体を対象とし、それの上からカウンター最大3個を取り除く。

また「スゥルタイ根本原理」に採用される、土地以外のパーマネントを破壊できる能力を持つ「古き神々への束縛」もパーマネントしか破壊できないため紋章を破壊することができません。

Binding the Old Gods / 古き神々への束縛 (2)(黒)(緑) エンチャント — 英雄譚(Saga) (この英雄譚(Saga)が出た際とあなたのドロー・ステップの後に、伝承(lore)カウンター1個を加える。IIIの後に、生け贄に捧げる。) I ― 対戦相手がコントロールしていて土地でないパーマネント1つを対象とする。それを破壊する。 II ― あなたのライブラリーから森(Forest)カード1枚を探し、タップ状態で戦場に出す。その後、あなたのライブラリーを切り直す。 III ― ターン終了時まで、あなたがコントロールしているすべてのクリーチャーは接死を得る。
古き神々への束縛

エンチャント — 英雄譚

I ― 対戦相手がコントロールしていて土地でないパーマネント1つを対象とする。それを破壊する。
II ― あなたのライブラリーから森カード1枚を探し、タップ状態で戦場に出す。その後、あなたのライブラリーを切り直す。
III ― ターン終了時まで、あなたがコントロールしているすべてのクリーチャーは接死を得る。

なので、紋章というものは出されたらもうどうしようもないと諦めるしかありません。
ですが紋章の能力もまちまちなので、勝負そのものを諦めてはいけません。

対戦相手に紋章を出されて不利な状況が続いたとしても、うまくプレイすれば勝てる試合も存在しないわけではないですからね。

紋章を出させないことも重要ですが、勝負そのものに勝てればOKです。

紋章を消す方法

先ほど紋章を破壊する方法はないと言いましたが、一応紋章を消す能力がないわけではありません。

しかし、紋章だけではなくゲームそのものをリセットするという、元も子もないというか、求めているものよりもはるかに度が過ぎているものになります。

それが、「解放された者、カーン」です。

解放された者、カーン

伝説のプレインズウォーカー

[+4]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札からカードを1枚追放する。
[-3]:パーマネント1つを対象とし、それを追放する。
[-14]:解放された者、カーンにより追放された全てのオーラでないパーマネント・カードを別にした状態にしたまま、ゲームを再び開始する。その後、それらの別にしたカードをあなたのコントロール下で戦場に出す。

既にスタン落ちしているカードですので、スタンダードプレイヤーには縁のないカードです。
ですが、レガシーやモダン、ヴィンテージ。また、統率者戦では使用可能ですので決して目にしないカードではありません。

とんでもない能力を秘めたカードが存在するのだと覚えておけば充分です。

紋章の対策方法

紋章の対策方法は基本的に紋章を出すカードを対策するしかありません。
要するにプレインズウォーカーの対策になります。

紋章を破壊することや取り除くことができない以上、そうするしかありませんもんね。

なので基本的には、プレインズウォーカーを戦場に出させないのが1番です。
しかし、そうなると打ち消し呪文が必要になるので、すべてのデッキに採用できるものではありません。

なので、汎用的な対策として忠誠度を溜めさせないことが重要です。

「古き道のナーセット」は-6で紋章を生成しますが、ナーセット自身の能力だけで忠誠度を溜めていく場合でも最速で3ターンかかります。
その間にクリーチャーで攻撃するなり、除去呪文を用いるのが良いということですね。

Narset of the Ancient Way / 古き道のナーセット (1)(青)(赤)(白) 伝説のプレインズウォーカー — ナーセット(Narset) [+1]:あなたは2点のライフを得る。(青)か(赤)か(白)を加える。このマナは、クリーチャーでない呪文を唱えるためにのみ使用できる。 [-2]:カードを1枚引く。その後、あなたはカード1枚を捨ててもよい。あなたがこれにより土地でないカードを1枚捨てたとき、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体を対象とする。古き道のナーセットはそれに、その捨てられたカードの点数で見たマナ・コストに等しい点数のダメージを与える。 [-6]:あなたは「あなたがクリーチャーでない呪文を唱えるたび、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。この紋章はそれに2点のダメージを与える。」を持つ紋章を得る。 4
古き道のナーセット

伝説のプレインズウォーカー

[+1]:あなたは2点のライフを得る。(青)か(赤)か(白)を加える。このマナは、クリーチャーでない呪文を唱えるためにのみ使用できる。
[-2]:カードを1枚引く。その後、あなたはカード1枚を捨ててもよい。あなたがこれにより土地でないカードを1枚捨てたとき、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体を対象とする。古き道のナーセットはそれに、その捨てられたカードの点数で見たマナ・コストに等しい点数のダメージを与える。
[-6]:あなたは「あなたがクリーチャーでない呪文を唱えるたび、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。この紋章はそれに2点のダメージを与える。」を持つ紋章を得る。

ただし、カルドハイムに登場した「星界の騙し屋、ティボルト」 には要注意です。

Tibalt, Cosmic Impostor / 星界の騙し屋、ティボルト (5)(黒)(赤) 伝説のプレインズウォーカー — ティボルト(Tibalt) 星界の騙し屋、ティボルトが戦場に出るに際し、あなたは「あなたは星界の騙し屋、ティボルトによって追放されたカードをプレイしてもよく、それらの呪文を唱えるために任意のマナを望む色のマナであるかのように支払ってもよい。」を持つ紋章を得る。 [+2]:各プレイヤーのライブラリーの一番上のカードをそれぞれ追放する。 [-3]:アーティファクト1つかクリーチャー1体を対象とする。それを追放する。 [-8]:すべての墓地からすべてのカードを追放する。(赤)(赤)(赤)を加える。 5
星界の騙し屋、ティボルト

伝説のプレインズウォーカー

星界の騙し屋、ティボルトが戦場に出るに際し、あなたは「あなたは星界の騙し屋、ティボルトによって追放されたカードをプレイしてもよく、それらの呪文を唱えるために任意のマナを望む色のマナであるかのように支払ってもよい。」を持つ紋章を得る。
[+2]:各プレイヤーのライブラリーの一番上のカードをそれぞれ追放する。
[-3]:アーティファクト1つかクリーチャー1体を対象とする。それを追放する。
[-8]:すべての墓地からすべてのカードを追放する。(赤)(赤)(赤)を加える。

「星界の騙し屋、ティボルト」は戦場に出る時に紋章を得てしまいます。
その紋章の内容は、「このカードの能力によって追放されたカードをプレイしてもよい」というもので、紋章だけならばたいしたことはありません。

しかし「星界の騙し屋、ティボルト」の忠誠度能力で、こちらのアドバンテージが失われるうえに相手はそのカードを使ってきますから、結果的に強力なカードといえます。

このように戦場に出た時に紋章を得るカードは数少ないです。
2021年3月時点のスタンダードでは、この「星界の騙し屋、ティボルト」だけになります。

ですが、唱えられた場合は打ち消し呪文が必須とも言えます。
打ち消し呪文が採用できないデッキの場合は、「星界の騙し屋、ティボルト」を相手に出される前に勝負をつけるのが1番の解決策になるかと思います。

まとめると、忠誠度能力によって紋章を出すプレインズウォーカーの場合は、紋章を出される前にプレインズウォーカーを倒す。
戦場に出た際に紋章を生成してしまうプレインズウォーカーならば、その前に勝敗を決するのがおすすめです。

また、プレインズウォーカーは忠誠度能力が強力なことも多いので、打ち消せると有利に対戦を進められます。

まとめ

  • 紋章を破壊する方法は存在しない。
  • 紋章を対策をする場合、紋章を出すプレインズウォーカーを対処すればOK

この記事は以上になります。







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