
呪禁と打ち消しの関係について悩むMTGプレイヤー
「呪禁を持っているカードは打ち消しって受けるの? 呪禁ってどのカードから守ることができるの? 誰か教えて!」
こんな疑問を解決します!
- 呪禁持ちでも打ち消される
- 呪禁は相手から対象にされない能力
こんにちは! MTGプレイヤーのナツメ(@natsume_717b)です。
今回は呪禁についてお話していきます。
なかでも、「呪禁持ちのクリーチャーを打ち消し呪文で打ち消すことができるのか?」という疑問を解決します!
それでは、さっそく見ていきましょう!
呪禁持ちでも打ち消される

呪禁を持っているクリーチャーでも、打ち消し呪文は効いてしまいます。
あくまでも呪禁は対戦相手からの呪文や能力の対象にならない能力になります。
702.11b パーマネントが持つ呪禁は「このパーマネントはあなたの対戦相手がコントロールしている呪文や能力の対象にならない」を意味する。
出典:マジック総合ルール(和訳 20200925.0 版)
打ち消し呪文は対象をとって無効にするわけではありません。
その呪文を取り消して、スタックから取り除くことを「打ち消す」と言います。
なので、呪禁を持つ「有刺メガロドン」を打ち消し呪文で打ち消すことは可能です。

クリーチャー
呪禁
有刺メガロドンが攻撃するたび、占術1を行う。
クリーチャーを打ち消す呪文には、「中和」や「本質の散乱」などがあります。

インスタント
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
サイクリング(2)

インスタント
クリーチャー呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
呪禁持ちでも打ち消し呪文によって打ち消し事が可能です。
呪禁は相手から対象にされない能力

呪禁とは先ほども説明したように、対戦相手からの呪文や能力に対象にされない能力の事を指します。
702.11b パーマネントが持つ呪禁は「このパーマネントはあなたの対戦相手がコントロールしている呪文や能力の対象にならない」を意味する。
出典:マジック総合ルール(和訳 20200925.0 版)
なので、対象に取って破壊する能力を持つ「無情な行動」などで呪禁を持つクリーチャーを対処することができません。

インスタント
以下から1つを選ぶ。
・カウンターが置かれていないクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
・クリーチャー1体を対象とし、それの上からカウンター最大3個を取り除く。
しかし、対象を取らない呪文や能力には全くの無力です。
つまるところ、全体除去には弱いということになります。
2021年2月現在スタンダードで使用できる全体除去として、「絶滅の契機」や「空の粉砕」などが存在し、それらのカードに対しては呪禁では対処できません。
なので、打ち消し呪文なりそのほかの回避手段を用意する必要があります。

ソーサリー
奇数か偶数を選ぶ。点数で見たマナ・コストがその選ばれた値である各クリーチャーをそれぞれ追放する。(0は偶数である。)

ソーサリー
パワーが4以上のクリーチャーをコントロールしている各プレイヤーは、それぞれカードを1枚引く。その後、クリーチャーをすべて破壊する。
また、対戦相手からの呪文や能力に対してなので、自分の呪文や能力などの対象にできるということになります。
なので、自分の+1カウンターを乗せる能力や装備品などは使えます。
あくまでも、対戦相手からの呪文や能力。それらの対象にならないということです。
この記事は以上になります。