上陸はスタックに乗る能力!土地のプレイは乗りません【MTG】

上陸はスタックに乗る能力!土地のプレイはスタックに乗らない【MTG】

MTG初心者
「MTGを始めて、上陸って能力を使っているんだけど、これはスタックに乗る能力なの? そもそも、土地を置くことはスタックは乗るの?」

こんな疑問を解決します!

本記事の内容
  • 上陸はスタックに乗る能力
  • 土地を置くことはスタックに乗らない
  • 「土地を戦場に出す」能力を持つ土地カードの紹介

こんにちは! MTGプレイヤーのナツメ(@natsume_717b)です。

今回は、上陸の能力とスタックの関係性についてお話していきます。

上陸はスタックに乗る能力

上陸そのものはスタックに乗る能力です。
「土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび」と「○○するたび」という言葉が入っているので、誘発型能力に当てはまります。

誘発型能力とスタックの関係性については、マジック総合ルールにおいて以下のように書かれています。

603.3. 能力が誘発すると、次にいずれかのプレイヤーが優先権を得る時点で、そのコントローラーはそれをスタックに積む。rule 117〔タイミングと優先権〕参照。その能力は、スタックの一番上にあるオブジェクトとなる。スタックにある誘発型能力は、それを作った能力の文章を持ち、それ以外の特性を持たない。能力は、打ち消されるか解決されるか、ルールによってスタックから取り除かれるか、あるいは効果によって他の領域に移動されるまでスタックにとどまる。

出典:マジック総合ルール(和訳 20200925.0 版)

なので、上陸という能力は誘発型能力で、スタックに乗ります。

上陸能力がスタックに置かれている状態で、能力元のカードが除去された場合

上陸が誘発型能力だと分かりました。
そこで、スタックに乗っている際中に能力を誘発しているカードが戦場を離れた場合はどうなるのかをお話していきます。

例に出すのは、「フェリダーの撤退」と「ヘリオッドの介入」の2枚。

Felidar Retreat / フェリダーの撤退 (3)(白) エンチャント 上陸 ― 土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、以下から1つを選ぶ。 ・白の2/2の猫(Cat)・ビースト(Beast)・クリーチャー・トークンを1体生成する。 ・あなたがコントロールしている各クリーチャーの上に、+1/+1カウンターをそれぞれ1個置く。ターン終了時まで、それらのクリーチャーは警戒を得る。
フェリダーの撤退

エンチャント

上陸 ― 土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、以下から1つを選ぶ。
・白の2/2の猫・ビースト・クリーチャー・トークンを1体生成する。
・あなたがコントロールしている各クリーチャーの上に、+1/+1カウンターをそれぞれ1個置く。ターン終了時まで、それらのクリーチャーは警戒を得る。

Heliod's Intervention / ヘリオッドの介入 (X)(白)(白) インスタント 以下から1つを選ぶ。 ・アーティファクトやエンチャント、合わせてX個を対象とし、それらを破壊する。 ・プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはXの2倍の点数のライフを得る。
ヘリオッドの介入

インスタント

以下から1つを選ぶ。
・アーティファクトやエンチャント、合わせてX個を対象とし、それらを破壊する。
・プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはXの2倍の点数のライフを得る。

状況としては、「フェリダーの撤退」でトークンを生成する能力がスタックにある状態で、対戦相手が「ヘリオッドの介入」を唱えて「フェリダーの撤退」そのものを破壊した場合です。

この場合、トークンを生成する能力は問題なく解決され、2/2の猫・ビースト・トークンが戦場に出ます。

破壊されるのは「フェリダーの撤退」そのもので、スタックに乗っている能力自体には何も触れていないからですね。

誘発型能力を打ち消せる「崇高な天啓」を使われた場合は、スタックに乗っている、指定した能力が打ち消されるので、戦場にある「フェリダーの撤退」には何も起こりません。
(手札に戻す能力で、フェリダーの撤退を対象にされた場合は別です)

Sublime Epiphany / 崇高な天啓 (4)(青)(青) インスタント 以下から1つ以上を選ぶ。 ・呪文1つを対象とし、それを打ち消す。 ・起動型か誘発型である能力1つを対象とし、それを打ち消す。 ・土地でないパーマネント1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す。 ・あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とし、それのコピーであるトークンを1体生成する。 ・プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを1枚引く。
崇高な天啓

インスタント

以下から1つ以上を選ぶ。
・呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
・起動型か誘発型である能力1つを対象とし、それを打ち消す。
・土地でないパーマネント1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
・あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とし、それのコピーであるトークンを1体生成する。
・プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを1枚引く。

土地を置くことはスタックに乗らない

上陸は誘発型の能力のため、スタックに乗りました。
しかし、土地をプレイすること自体はスタックに乗りません。

土地をプレイすること自体は特殊な処理とされ、スタックに乗らずインスタント呪文などでも対応することができません。

305.1. 優先権を持つプレイヤーは、自分のメイン・フェイズで、スタックが空の間、土地・カードを手札からプレイすることができる。土地をプレイすることは特別な処理であり、スタックを用いない(rule 116 参照)。土地をプレイする場合、プレイヤーはそれを単に戦場に出す。土地はスタックに乗らず、呪文ではなく、また、インスタントや起動型能力で対応することはできない。

出典:マジック総合ルール(和訳 20200925.0 版)

ただし、「耕作」などで土地を置く際には、耕作を唱えたこと自体がスタックに乗ります。
なので呪文で土地を戦場に出す際は、必ずしも土地をプレイすることと同じ処理という訳ではありません。

耕作を打ち消されれば、当然土地は置けなくなってしまいます。

Cultivate / 耕作 (2)(緑) ソーサリー あなたのライブラリーから基本土地カード最大2枚を探し、公開し、そのうち1枚をタップ状態で戦場に出し、他をあなたの手札に加える。その後、あなたのライブラリーを切り直す。
耕作

ソーサリー

あなたのライブラリーから基本土地カード最大2枚を探し、公開し、そのうち1枚をタップ状態で戦場に出し、他をあなたの手札に加える。その後、あなたのライブラリーを切り直す。

分かりやすくまとめると

  • 土地をプレイ
    →スタックに乗らず、インスタント呪文などで対応不可。
  • 呪文などで土地を戦場に置く
    →呪文そのものがスタックに乗る。

といった感じです。

「土地を戦場に出す」能力を持つ土地カードの紹介

最後に、土地カードを戦場に出すことのできる能力を持つ土地カードを紹介します。
いわゆるフェッチランドというものですね。

フェッチランド=自身を生け贄に捧げて、別の土地を戦場に出す土地のこと。

自身と合わせて2回の上陸を誘発できるので、より有利に対戦を進めていくことが可能です。

寓話の小道

Fabled Passage / 寓話の小道 土地 (T),寓話の小道を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから基本土地カード1枚を探し、タップ状態で戦場に出し、その後あなたのライブラリーを切り直す。その後、あなたが土地を4つ以上コントロールしているなら、その土地をアンタップする。
寓話の小道

土地

(T),寓話の小道を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから基本土地カード1枚を探し、タップ状態で戦場に出し、その後あなたのライブラリーを切り直す。その後、あなたが土地を4つ以上コントロールしているなら、その土地をアンタップする。

寓話の小道は、癖がなく使いやすいカード。
色事故を防ぐことが可能なので、初心者さんにもおすすめです。

自身のタップと生け贄だけで、基本土地を持って来れる点もマナ・コストが必要なく、扱いやすさに繋がっています。

廃墟の地

Field of Ruin / 廃墟の地 土地 (T):(◇)を加える。 (2),(T),廃墟の地を生け贄に捧げる:対戦相手がコントロールしていて基本でない土地1つを対象とし、それを破壊する。各プレイヤーはそれぞれ、自分のライブラリーから基本土地カード1枚を探し、戦場に出し、その後自分のライブラリーを切り直す。
廃墟の地

土地

(T):(◇)を加える。
(2),(T),廃墟の地を生け贄に捧げる:対戦相手がコントロールしていて基本でない土地1つを対象とし、それを破壊する。各プレイヤーはそれぞれ、自分のライブラリーから基本土地カード1枚を探し、戦場に出し、その後自分のライブラリーを切り直す。

廃墟の地はやや癖のあるカードです。
というのも、対戦相手の特殊土地を破壊しつつ、互いに基本土地を持ってきます。

※土地破壊が主な能力なので、正確にはフェッチランドという訳ではないです。

お互いの土地の枚数というのは変わらないものの、上陸の誘発は促せます。
寓話の小道に比べると、能力の起動に2マナ必要なのでやや使いどころが限られる点がネックです。

ただスタンダード環境では、数少ない相手の土地に触れられるカードなので、貴重な存在と言えば貴重な存在。
採用目的を明確にすれば、使えないカードではありません。

この記事は以上になります。







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