
MTG初心者
「パーティーってなに? テキスト欄に書かれているんだけど、どういうことなの?」
こんな疑問を解決します!
- パーティは4つのクリーチャー・タイプから構成される
- パーティが増えることで有利になる
こんにちは! MTGプレイヤーのナツメ(@natsume_717b)です。
今回はゼンディカーの夜明けに登場した、パーティーについて解説していきます。
さっそく見ていきましょう!
パーティは4つのクリーチャー・タイプから構成される

パーティーは4つのクリーチャー・タイプから構成されます。
具体的には、ウィザード、ならず者、戦士、クレリックの4つになります。
これらのクリーチャー・タイプを持つクリーチャーが戦場にいることで、自動的にパーティーは構成されます。
なので、パーティーを組むのに特別な手順を踏む必要はありません。
700.8. プレイヤーのパーティーを構成するクリーチャーの数に言及しているカードが存在する。プレイヤーのパーティーは、以下の4種類のクリーチャー・タイプそれぞれについてそのプレイヤーがコントロールしているクリーチャー最大1体ずつからなる。「ウィザード/Wizard」「クレリック/Cleric」「戦士/Warrior」「ならず者/Rogue」
700.8a プレイヤーのパーティーを構成するクリーチャーの数は、自動的にゲームによって計算され、その結果は0から4までの数字になる。プレイヤーが、自分がコントロールしているクリーチャーのうちどれがパーティーを構成するのかを決定することはない。
出典:マジック総合ルール(和訳 20210202.1 版)
また、パーティ―を構成するクリーチャーの数が4になっている時は、「全員そろっている」という表現もされることがあります。
なので、能力欄に「全員そろっている場合」などと書かれている場合は、パーティーを構成しているクリーチャーの数が4であることを必要としています。
パーティが増えることで有利になる

パーティーは構成するクリーチャーが増えれば増えるほど、有利になります。
というのも、コストの軽減やパーティーがそろっていることを条件に強化されるカードがあるためです。
具体的には「イオナの大司祭」や「鼓動盗み、ザグラス」があります。
いずれもゼンディカーの夜明けに収録されているカードですね。

クリーチャー
イオナの大司祭のパワーはあなたのパーティーを構成しているクリーチャーの総数に等しい。
あなたのターンの戦闘の開始時に、あなたのパーティーが全員そろっている場合、クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+1/+1の修整を受け飛行を得る。

伝説のクリーチャー
飛行、接死、速攻
この呪文を唱えるためのコストは、あなたのパーティーを構成しているクリーチャー1体につき(1)少なくなる。
他の、あなたがコントロールしているクリーチャーは接死を持つ。
あなたがコントロールしているクリーチャー1体がプレインズウォーカー1体に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレインズウォーカーを破壊する。
「イオナの大司祭」は自身のパワーがパーティーを構成している数と同じになるほか、パーティーが全員そろっている場合、クリーチャー1体を対象に+1/+1の修正と飛行を付与させます。
つまりパーティーを構成しているほど、恩恵を得られ対戦を有利に進められるということです。
また、「鼓動盗み、ザグラス」は6マナのクリーチャーですが、パーティーを構成している数だけ必要とするマナ・コストを減らすことができます。
「行動盗み、ザグラス」の能力自体は優秀なので、早いターンに出せるのは嬉しいですね。
このようにパーティーは構成しておけばしておくだけ有利になることが多いです。
ただし、弱点としては戦場にクリーチャーを残せないとパーティーが組めずに本来の能力を発揮できません。
上手に守る必要あるといえます。
また、パーティーを指定するカードが入っていないデッキでは何の意味も為さないです。
なので、デッキにパーティーに関する能力がなければ気にしなくてOKです!
まとめ
- パーティーはウィザード、ならず者、戦士、クレリックの4つのクリーチャー・タイプから自動的に構成される。
- パーティーを組むことで、マナ・コストの軽減や自己強化などの恩恵が得られる。
この記事は以上になります。