
毒カウンターを知らないMTGプレイヤー
「対戦していたら毒カウンターってのを自分に乗せられた。しかも10個乗ったらライフ残っているのに負けたんだけど! 毒カウンターってなに? 誰か教えて!」
こんにちは! MTGプレイヤーのナツメ(@natsume_717b)です。
今回は毒カウンターについてお話していきます!
- 毒カウンターは10個貯まると負けてしまう
- 1個でも毒カウンターがあると「毒を受けている」状態になる
毒カウンターは10個貯まると負けてしまう

毒カウンターを10個以上持ったプレイヤーは敗北してしまいます。
これはライフが0になったり、デッキのカード枚数以上のドローでの敗北と同じように、状況起因処理によるものです。
状況起因処理というのは、簡単に言えば自動的に進められる処理の事です。
なので、毒カウンターを10個以上持ったら自動的に負けるということを覚えておけばOKです。
104.3d プレイヤーが10個以上の「毒カウンター/poison counter」を得た場合、次に優先権が発生するときにそのプレイヤーは負けとなる。これは状況起因処理である。rule 704〔状況起因処理〕参照。
出典:マジック総合ルール(和訳 20200925.0 版)
2021年2月現在では、カルドハイムに収録された「牙持ち、フィン」というカードがスタンダードで毒カウンターを使用することが可能です。

伝説のクリーチャー
接死
あなたがコントロールしていて接死を持つクリーチャー1体がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーは毒カウンター2個を得る。
接死持ちで対戦相手にダメージを与えることで、毒カウンターを2個付与します。
単純に接死持ちから5回のダメージを受けると、敗北してしまうということで馬鹿にはできない能力を持っています。
この毒カウンターを取り除くカードは、今までのカードプールを見てもごくわずかで、スタンダードに絞ると取り除く方法はありません。
なので、毒カウンターをなるべく持たないようクリーチャーでブロックするなど対策をしながら対戦を進めていきましょう!
毒カウンターが10個貯まらなければ、何も問題はありません。
1個でも毒カウンターがあると「毒を受けている」状態になる

毒カウンターを1つでも所持しているプレイヤーは「毒を受けている」状態として扱われます。
プレイヤーが1個以上の毒カウンターを持っている場合、そのプレイヤーは「毒を受けている/poisoned」と言う
出典:マジック総合ルール(和訳 20200925.0 版)
毒カウンターを与えてくるカードは、先ほど紹介した「牙持ち、フィン」のような能力によるものや、キーワード能力である「有毒」や「感染」を持つクリーチャーが当てはまります。
そうして毒カウンターを与えられてしまった状態を「毒を受けている」と言います。
毒を受けている状態であると、一部のカードが能力を発揮するようになったりします。
「堕落した決意」は青の打ち消し呪文。
ですが、毒カウンターを持っているかどうかで打ち消せるかどうかが決まります。
また、「敗血のネズミ」の場合は、防御プレイヤーが毒を受けていると+1/+1の修正を受けて3/3になります。
2021年2月現在のスタンダードでは、毒を受けていることを参照するカードは存在しないので、覚える必要はほとんどありません。
ですが、過去のカードを多く使えるフォーマットで遊ぶ際は覚えておいた方が良いですね。
まとめ
- 毒カウンターは10個以上持つと敗北してしまう。
- 1個でも毒カウンターを持っていると、「毒を受けている」状態になる。
→カードによってはメリットやデメリットが生じる。
この記事は以上になります。