
MTGで対戦したことのないプレイヤー
「MTGってどうやったら勝ちになるゲームなの?」
こんな疑問を解決します!
- MTGの勝利方法
こんにちは! MTGプレイヤーのナツメ(@natsume_717b)です。
今回はMTGにおける勝利条件というものについてお話していきます!
MTGを始めたい人に向けた解説ということで、基本的なフォーマットであるスタンダードで遊ぶことを前提にお話しています。
なので、統率者戦などに関しては少し異なります。
統率者戦のルールは、統率者戦で遊びたい人必見!基本的なルールを解説します!にて解説していますので、気になる方はぜひ!
それでは、さっそくスタンダードの勝利方法を見ていきましょう!
MTGの勝利方法

MTGにおいて、勝利条件は5つあります。
- 対戦相手のライフ総量を0以下にする
- ライブラリーよりも多いカードを引かせる
→要するにライブラリーのカードを0枚以下してカードを引けない状況にする - 対戦相手に毒カウンターを10個以上所持させる
- 効果によって勝利する
- 対戦相手による投了
マジック総合ルールには、敗北方法として上記の5つが紹介されています。
要するに1番目の項目ならば、自分のライフが0以下になると敗北するといった感じですね。
それぞれ解説していきます。
対戦相手のライフ総量を0以下にする
最もオーソドックスなのは、対戦相手のライフを削りきって勝利する方法です。
MTGは対戦を始める際に、お互いに20点のライフを所持します。
それを減らしていくということですね。
フォーマット(遊び方)によって25点だったり、40点だったりします。
減らし方としては能力によって直接ダメージを与えたり、クリーチャーの攻撃によって減らすことができます。
ライブラリーよりも多いカードを引かせる
ライブラリーよりも多くのカードを対戦相手が引くことで勝利することもできます。
噛み砕いて説明すると、ライブラリーからカードが引けなくなると負けになってしまうということですね。
このルールを用いる戦術を「ライブラリーアウト」と呼びます。
相手のライブラリーを切削して(ライブラリーから直接カードを墓地に送る)相手のライブラリーを空にすることを目的としたデッキです。
こういったデッキはどうしても保守的になりがちで、その陰険さを呈する戦い方から好き嫌いが分かれます。
とはいえ、勝ちは勝ちなので立派な戦術の1つです。
対戦相手に毒カウンターを10個以上所持させる
MTGには毒カウンターというものが存在します。
基本的には意図して使わない限り(使われない限り)出会うことのない要素です。
毒カウンターそのものに能力はなく、あくまでも10個以上の毒カウンターを所持したプレイヤーはルールによって敗北してしまいます。
104.3d プレイヤーが10個以上の「毒カウンター/poison counter」を得た場合、次に優先権が発生するときにそのプレイヤーは負けとなる。これは状況起因処理である。rule 704〔状況起因処理〕参照。
出典:マジック総合ルール(和訳 20210202.1 版)
毒カウンターについては、毒カウンターは10個以上で敗北になります!【MTG】にて解説していますので詳しく知りたい方はそちらを参考にしてくださいね。
この毒カウンターに関しては、初めのうちはなんとなくで覚えておいても問題はありません。
効果によって勝利する
MTGにも効果によって勝利する方法が存在します。
いわゆる特殊勝利と称される方法ですね。
有名なカードでいうと、「タッサの神託者」が存在します。

クリーチャー
タッサの神託者が戦場に出たとき、あなたのライブラリーの一番上からX枚のカードを見る。Xは、あなたの青への信心に等しい。そのうち最大1枚をあなたのライブラリーの一番上に置き、残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。Xの値があなたのライブラリーにあるカードの枚数以上であるなら、あなたはこのゲームに勝利する。
「タッサの神託者」は戦場に出たときに、デッキトップを操作できる能力を持ちます。
ですが、青の信心がライブラリーの枚数以上あると、そのまま勝利します。
ルールを学んでいる途中という方は、信心についてはまだわからなくて大丈夫です!
このように特殊な条件を満たすことで勝利する方法も存在するということですね。
勝利するための条件はカードごとに異なります。
対戦相手による投了
MTGはいつでも投了、つまりは負けを認めることができます。
104.3a プレイヤーはいつでも投了できる。投了したプレイヤーは即座にゲームから除外され、そして負けとなる。
出典:マジック総合ルール(和訳 20210202.1 版)
まとめ
- 勝利条件は5つある
ライフを削り切る、ライブラリーアウト、毒カウンターを10個以上乗せる、効果による勝利、対戦相手の投了
この記事は以上になります。