
MTGプレイヤー
「嘘の神、ヴァルキーってなんであんなに高いの? パワーナインとかと比べたら全然安いけど、5000円近くするのはやっぱり高いよ……」
こんな疑問を解決します!
- 値段の高さはヴァルキーの持つ器用さから
- 表面はクリーチャー限定の手札破壊
- 裏面は強力なプレインズウォーカー
こんにちは! MTGプレイヤーのナツメ(@natsume_717b)です。
今回はカルドハイムで登場した「噓の神、ヴァルキー」がどうして5000円近くの値段がしているのかということをお話していきます!

![Tibalt, Cosmic Impostor / 星界の騙し屋、ティボルト (5)(黒)(赤) 伝説のプレインズウォーカー — ティボルト(Tibalt) 星界の騙し屋、ティボルトが戦場に出るに際し、あなたは「あなたは星界の騙し屋、ティボルトによって追放されたカードをプレイしてもよく、それらの呪文を唱えるために任意のマナを望む色のマナであるかのように支払ってもよい。」を持つ紋章を得る。 [+2]:各プレイヤーのライブラリーの一番上のカードをそれぞれ追放する。 [-3]:アーティファクト1つかクリーチャー1体を対象とする。それを追放する。 [-8]:すべての墓地からすべてのカードを追放する。(赤)(赤)(赤)を加える。 5](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_lossy,ret_img,w_217,h_309/https://natsumake.com/wp-content/uploads/2021/02/bandicam-2021-02-09-12-31-53-167.jpg)
ヴァルキーはいわゆる両面カードで、裏面にはプレインズウォーカーとしての性能を備えています。
それでは、そんなヴァルキー(ティボルト)がなぜ値段がするのかを見ていきましょう!
値段の高さはヴァルキーの持つ器用さから

「嘘の神、ヴァルキーヴァルキー」は2021年2月10日現在晴れる屋にて5500円します。(日本語、通常版)
MTGにおいては、これが特別高額なカードという訳ではありませんが、それでもカード1枚で5000円を超えるものは高額なことに間違いはありません。
なぜ、このように高い金額を誇るのかというと
- 最新弾で登場したから
- 強いカードであるから
とこのような理由が挙げられます。
最新弾で登場する強いカードに高い値段がつけられるのは、商売をするにしてもプレイヤー目線で考えても当然のことです。
そして今回は、なぜ「噓の神、ヴァルキー」が強いのかということを深堀りしていきます!
表面はクリーチャー限定の手札破壊

まず初めに紹介するのが、表面の「噓の神、ヴァルキー」
伝説のクリーチャーですね。
改めてカード画像も出しておきます。

伝説のクリーチャー
嘘の神、ヴァルキーが戦場に出たとき、すべての対戦相手は自分の手札を公開する。対戦相手1人につき、そのプレイヤーがこれにより公開したクリーチャー・カード1枚を、嘘の神、ヴァルキーが戦場を離れるまで追放する。 (X):嘘の神、ヴァルキーによって追放されていて点数で見たマナ・コストがXであるクリーチャー・カード1枚を選ぶ。嘘の神、ヴァルキーはそのカードのコピーになる。
2マナで扱いやすい上に、対戦相手の手札を確認。クリーチャーを追放することができます。
追放できるのはクリーチャーのみですが、どんな相手(デッキ)でも基本的に追放することができるカードタイプとも言えます。
追放したカードは、ヴァルキーが戦場に離れるまで追放し続けます。
なので、完璧に追放しているわけではありませんが、ヴァルキーの特徴として、追放したクリーチャーのコピーになることができます。
この能力が「噓の神」と名乗る由来となっていると言ってもいいのではないでしょうか。
デメリット
手札を追放する能力が強力なため、除去の対象にされがちですが、手札は既に確認できている点を忘れてはいけません。
例え除去されたとしても、情報アドバンテージで有利に立ち回っていきましょう!
加えて、伝説のクリーチャーなので複数のヴァルキーを戦場に出せない点もややデメリット。
絶対に出せないわけではないのですが、「伝説の」と名がついているので戦場に1枚しか残せません。
相手の手札を追放できるのは、ヴァルキーだけでは1枚までということですね。
それを除けば、十分強力なカードと言えます。
裏面は強力なプレインズウォーカー

裏面は「星界の騙し屋、ティボルト」というカードになります。
先ほどお話した「嘘の神、ヴァルキー」も強力なカードと紹介しました。
ですが、裏面のティボルトも強力なカードとなっています。
![Tibalt, Cosmic Impostor / 星界の騙し屋、ティボルト (5)(黒)(赤) 伝説のプレインズウォーカー — ティボルト(Tibalt) 星界の騙し屋、ティボルトが戦場に出るに際し、あなたは「あなたは星界の騙し屋、ティボルトによって追放されたカードをプレイしてもよく、それらの呪文を唱えるために任意のマナを望む色のマナであるかのように支払ってもよい。」を持つ紋章を得る。 [+2]:各プレイヤーのライブラリーの一番上のカードをそれぞれ追放する。 [-3]:アーティファクト1つかクリーチャー1体を対象とする。それを追放する。 [-8]:すべての墓地からすべてのカードを追放する。(赤)(赤)(赤)を加える。 5](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_lossy,ret_img,w_217,h_309/https://natsumake.com/wp-content/uploads/2021/02/bandicam-2021-02-09-12-31-53-167.jpg)
伝説のプレインズウォーカー
星界の騙し屋、ティボルトが戦場に出るに際し、あなたは「あなたは星界の騙し屋、ティボルトによって追放されたカードをプレイしてもよく、それらの呪文を唱えるために任意のマナを望む色のマナであるかのように支払ってもよい。」を持つ紋章を得る。
[+2]:各プレイヤーのライブラリーの一番上のカードをそれぞれ追放する。
[-3]:アーティファクト1つかクリーチャー1体を対象とする。それを追放する。
[-8]:すべての墓地からすべてのカードを追放する。(赤)(赤)(赤)を加える。
ティボルトはプレインズウォーカーで、マナコストは7と非常に重いカードです。
ですが7マナという重さは、表面のヴァルキーとして使用すれば気になりません。
強力なカードと言える理由の1つは、戦場に出た際に得られる紋章の存在。
紋章は、紋章を生成した存在が戦場を離れても、紋章を得ているままです。
つまり1度でもティボルトを戦場に出すことができれば、対戦相手にティボルトの能力で追放させてはいけないとプレッシャーをかけることができます。
場に残れば残るほど対戦相手は追いつめられるということですね。
初期忠誠度も5と比較的多く、忠誠度能力はしっかり3つあります。
それぞれの忠誠度能力も見ていきましょう!
+2能力
+2の能力では、お互いのデッキトップのカードを追放します。
ティボルトの能力はどれもカードを追放する能力ですが、+2能力の場合は運要素が強いのが残念。
一応、相手に占術させる意味合いを無くせることはあるのかなといった感じです。
運要素が強い能力ではありますが、忠誠度が2つ上がりますので、決して弱いという訳ではありません。
-3能力
-3の能力では、アーティファクトかクリーチャーを戦場から追放出来ます。
なぜかエンチャントは対象外にされていますね。
なぜなんでしょうかね?
エンチャントだけってことは、テーロス還魂記あたりの神様にコテンパンにされたんでしょうか?
カルドハイムそのものにも英雄譚は多く収録されているので、何かしらストーリーがあるのかもしれませんね。
さて、気を取り直して能力の説明。
初期忠誠度が5あるので、戦場に出たターンでも使用することができるのは嬉しいですね。
墓地に送らずに追放なので、再利用しにくいのは対戦相手にとって厳しいと思います。
最初に言った通り、エンチャントを除去できない点だけ要注意ですね。
-8能力
いわゆる奥義と呼ばれるもの。
墓地のカードをすべて追放し、赤マナを3つ追加します。
これはもう大量に追放したカードを唱えてしまえと言っているようなものです。
すべてのカードを追放するので、対戦相手の脱出対策になるほか、青黒ならず者で使われるような墓地の枚数を参照するカードの対策になります。
忠誠度を8以上必要とする能力なので、ややターンがかかるのがネック。
ですが、1度起動できればアドバンテージ差で負けることは一切ないでしょう。
まとめ
- ヴァルキーが高い理由は、最新弾のカードかつ強いから。
- ヴァルキー(表面)が強い理由は、手札の追放と確認を行える点が扱いやすいから。
- ティボルト(裏面)が強い理由は、追放能力が多い上に、追放したカードを自分のカードとして使用できるから。
この記事は以上になります。