音を出すにはplaysoundコマンド!使い方や音の探し方を解説【Java版】

音を出すにはplaysoundコマンド!使い方や音の探し方を解説【Java版】

この記事では、Minecraft Java Edition(バージョン1.17.1)の情報をもとに執筆しています。
そのほかのバージョンや機種などでの動作は保証できません。

マイクラ内の音を鳴らしたいマインクラフター
「コマンドを使って、マイクラの音を意図的に鳴らしたいんだけど、どういうコマンドを使えば出来るのかな? そもそもコマンドで音って鳴らせるの?」

こんな疑問を解決します!

本記事の内容
  • playsoundコマンドで音を鳴らせる

こんにちは! マインクラフターのナツメ(@natsume_717b)です。

普段は脱出マップを配布・制作しています!
→配布マップ・ダウンロードページ

今回はマイクラ内の音を再生するコマンドを解説していきます。
コマンドを使えば、好きなタイミングで好きな音声を流すことが可能ですよ。

実際、私は配布マップにて電車内にいる間はトロッコに載っている音を流し続けるなんて演出をやってみたことがあります。

紹介するコマンドが行うこととしては、ただ音を鳴らすだけです。

なのですが、鳴らす音を指定する方法が慣れないと難解であったり、項目が多かったりと意外と厄介なコマンドです。

そこで、まずは初めに実際のコマンドを紹介します。
さらに音声ファイルを指定する際のコツを含めて各項目の説明をしていくので、この記事1つで音を鳴らせられるようになりますよ。

それでは、さっそく見ていきましょう!



playsoundコマンドで音を鳴らせる

マイクラ内の音を鳴らすには、playsoundコマンドを使います。
このコマンドだけですべてのマイクラの音声を再生することができますよ。

というわけで、実際に鳴らしてみましょう。

今回はオオカミが吠える音を再生してみることにします。
実際のコマンドは以下の通り。

/playsound minecraft:entity.wolf.ambient master @a ~ ~ ~

実行してみると、「ワン!」という音声が流れると思います。

さて、playsoundコマンドはいじる項目の多いコマンドです。
なので、1つ1つどういった役割があるのかを見ていきましょう。

「/playsound」はplaysoundコマンドを実行しますよという指示になっているので、説明はなしです。
playsoundコマンドを使うよというだけですね。

minecraft:entity.wolf.ambient

まずは上記のコマンドにおける「minecraft:entity.wolf.ambient」の部分。
よく見ればわかりますが、wolfという単語が含まれているので、再生する音の種類ということが分かります。

マイクラの音は想像以上に数が多く、その数は1000を超えています。

マイクラの音声を変更して遊びたいという要望を叶えるために、マイクラ内の音声ファイルをExcelにまとめていたのですが、エンティティだけで優に1000を超える音声がありました。

なので、その中から目当ての音声を探し出すのは困難です。
目当ての音声を探すコツとしては、その音声が何から発生されるのか。
まずはこれが大事です。

ブロックの場合は、「minecraft:block」で、mobや防具立てといったエンティティならば「minecraft:entity」といった風に絞りましょう。

他にはレコードの音声は「minecraft:music」に格納されていたりします。
おおまかな目安として、以下の表を参考にしてくださいね。

文字列収納されている音声ファイル例
minecraft:blockブロックの設置音や破壊時の音声
minecraft:entitymobなどのエンティティ関係の音(ゾンビの声など)
minecraft:itemアイテム使用時の音(斧で皮を剥く際の音など)
minecraft:musicレコードで流れる曲など
minecraft:ui石切り台で作成するアイテムを選択した音など
minecraft:weather天候の音(雨が降る音など)
minecraft:event襲撃イベントの角笛の音

大まかな種類の当てがついた後は、さらに詳しく種類を絞ります。
先ほど挙げたコマンドでいえば、wolfの部分ですね。

これはblockやitemなどでも同じです。
例えば、石を設置した時の音を探したい場合は、「minecraft:block.stone」といった感じで探せばOKということ。

そして、次に選択したその種類の具体的な音声が記載されています。
上記のコマンドの「ambient」は「周囲の」といった意味合いらしく、マイクラの音声としては「周囲にいる時に自然に発生する音」と思っていただければ幸いです。

オオカミならば、近くにいる状態で吠えた時の音声ということですね。
そのほかにはダメージを受けた際の音声や、水中から上がった際に体を震わすときの音声などがオオカミには備わっています。

マイクラは、別の発生源だとしても同じ音を当てている場合があります。
例えば、ロバと馬の食事をする音声は同じ音声ファイルが再生されています。
目当ての音声が見つからない場合は、似たようなものがないか調べてみましょう。

master

この項目では、どの音として再生するのかを指定します。

サウンド設定の画面を見ていただければわかると思いますが、結構な項目があります。
playsoundコマンドではこの中から1つを選択して、その音として再生することになります。

例えば、BGMとして音声を再生するとなると、私の場合は完全にオフにしていますのでコマンドが成功しても音が聞こえないこととなります。

基本的に主音量をオフにしている人はいないと思いますので、masterを選択すればよいと思います。

文字列サウンド設定の項目
ambient環境音
blockブロック
hostile敵対的生物
master主音量
musicBGM
neutral友好的生物
playerプレイヤー
recordジュークボックス/音符ブロック
voice声/スピーチ
weather天候

@a ~ ~ ~

この部分は再生された音声が聞こえる対象と、音声が再生される座標を示しています。

@aなのでワールドにいる全プレイヤーに聞こえ、「~ ~ ~」と打たれているので音声が再生される座標はコマンドを実行した場所と同じになります。

もしも対象を変更したい場合は、以下の表を参考にしてください。

文字列対象となるプレイヤー
@aワールドにいる全てのプレイヤー
@p最も近くにいるプレイヤー
@sコマンドを実行したプレイヤー
@rランダムなプレイヤー
@eすべてのエンティティ(playsoundコマンドでは使用不可)
プレイヤーIDそのプレイヤーIDを持っているプレイヤー

座標を変更したい場合は、再生したい位置の数字を打ち込めばOKですよ。

まとめ

というわけで、今回のまとめです。

今回使ったコマンドはこちら。

今回使ったコマンド
  • オオカミが吠える音を再生するコマンド
/playsound minecraft:entity.wolf.ambient master @a ~ ~ ~
ポイント
  • 音声の種類が膨大なので、その音がどういった種類なのかを考えるのが大事。
  • 1つの音声ファイルでも様々なシチュエーションで使われていることもあるので、探したい音が見つからない場合は他に似たようなものが無いかを探してみる。

この記事は以上になります。

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