この記事では、Minecraft Java Edition(バージョン1.17.1)の情報をもとに執筆しています。
そのほかのバージョンや機種などでの動作は保証できません。

銭湯の内装に手間取っているマインクラフター
「銭湯の内装ってどうなっているの? 実際に行ったことがないから、具体的な内装が分からない……」
こんな疑問を解決します!
- 内装の種類
- 実際の建築画像と説明
こんにちは! マインクラフターのナツメ(@natsume_717b)です。

普段は脱出マップを配布・制作しています!
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今回は銭湯の内装の作り方について紹介していきます。
和風な街並みを建築していると、神社と同じくらい銭湯を建築する方は多いと思います。
それだけ日本らしい建物だということですね。
ただ銭湯を建築しようと思っても、近くに銭湯がなく実際の建築を参考にできなかったり、近くにあったとしてもわざわざ銭湯に赴いたことがないという人も多いのではないでしょうか。
そんな方のために、この記事では初めにどのような設備があるのかを紹介し、その後に実際に建築した画像と共にその設備に関する説明をしていきます。
それでは、さっそく見ていきましょう!
内装の種類

銭湯の内装というと、湯船や洗い場、脱衣所などがパッと思い浮かぶと思います。
もちろん、それらも必要不可欠なのですが、そのほかにも銭湯には様々な設備があります。
番頭台を作れば、銭湯らしさは一気に醸し出せますし、それに合わせて待合室や靴を仕舞う下駄箱を建物の入り口近くに作ると、銭湯に行ってから帰るまでの流れをイメージしやすくなり、リアリティが増します。
そのほかにも、サウナやかけ湯、立ちシャワーなどが銭湯には備わっていることがあります。
このあたりの設備は実際に銭湯に赴いてみないと、知見として得られることがないように思います。
実際、筆者もしっかりと調べてみるまでは全くイメージがありませんでした。
というわけで、まとめてみると以下のようになります。
- 湯船
- 洗い場
- 脱衣所
- 番頭台(フロント。待合室なども)
- 下駄箱
- サウナ
- かけ湯・立ちシャワー
どこの銭湯でも上記の設備がすべて備わっているわけではありませんので、必要に応じて作るものを決めていけば良いと思います。
それぞれの内装がどのように存在しているのか。
そういった詳しいことは次項の「 実際の建築画像と説明」にて解説していきます。
実際の建築画像と説明

銭湯の内装の組み合わせとして、必須なものは
- 湯船
- 洗い場
- 脱衣所
- 番頭台
- 下駄箱
- かけ湯・立ちシャワー
あたりですね。
これらの設備は作っておかないと、銭湯としての機能が働かなくなります。
もちろん、マイクラ内の話ですので、実際の銭湯と同様の機能を求めることはないと思いますが、それでもリアリティには欠けてしまいます。
なので、上記の6つは作っておいて損はないですね。
サウナに関しては、スペースに余裕があれば作るという程度の認識で問題ありません。
サウナのない銭湯も多く存在します。
湯船は1つ大きいものを作ってもよいですが、3つほどに仕切って、それぞれ別の種類の湯船にすると良いですよ。
実際の銭湯には、電気風呂やミルク風呂、寝風呂、露天風呂など様々な種類の湯船が存在します。

マイクラの仕様上、Modやデータパックを利用せずにデフォルトの状態だと、水の色が変更できません。
なので、ミルク風呂とかは現状のままでは難しいですね。
とはいえ、電気風呂やごく普通の湯が張られたもの。さらには水風呂等々マイクラでも充分に再現できるものも多くあります。
というわけで、湯船を3種類程度。
そのほかには洗い場や脱衣所、番頭台などなど銭湯を一通り楽しむのに必要なものを作っていきましょう!
実際の建築例

洗い場の鏡は、輝く額縁と板ガラスを使っています。
そのほかには防具立てに黄色の革のヘルメットを被せて、地面に埋め込むことで椅子に見立てたり、1.17から追加されたろうそくを使って、シャンプーやリンスといった細々としたアメニティを表現しました。

露天風呂には、ビーチにありそうな長めの座椅子を用意。
温まった体を涼ませることができるようになっています。(という設定)
そのほかには外気に触れていることもあって、開花したツツジの葉を設置しています。
この場所には竹を生やしてみてもいいかもしれないですね。
はじめは竹を設置していましたが、隙間が気になったのでツツジの葉に変更しました。


立ちシャワーやかけ湯は画像の通りですね。
脱衣所に戻る前にシャワーを浴びることができるよう、出入り口付近に設置しました。
また、かけ湯に関しては露天風呂の場所にも作成しました。
立ちシャワー、かけ湯共に2つだと設置しすぎかと思いましたが、空いたスペースを埋めるというマイクラならではの事情です。


脱衣所にはロッカーや化粧台、足を伸ばせる椅子などを設置しました。
洗い場と同様に輝く額縁と板ガラスで鏡を表現しました。
本当はドライヤーを表現したかったのですが、筆者の建築スキル不足で断念。


番頭台には棚や貸し出し用のシャンプーなどを設置。
番頭さんからは鍵(トリップワイヤーフック)も取り出せるように額縁に飾っています。
村人を配置しておくと、より番頭台らしくなりますね。
今回は村人が思いっきり逃げ出せてしまう構造なので、マネしたいという方はトロッコに載せておくなり、装飾で出られないようにしましょう!

待合室には机や長椅子、給水機などを設置。
少々見づらいですが、葉っぱの後ろに本棚を設置してあります。
漫画なり雑誌を読める場所でもあるということですね。
実際、待合室にあたる空間に漫画を設置している銭湯もあり、お風呂上りをまったりと過ごすことができるようです。

下駄箱は養蜂箱を並べただけです。
養蜂箱のテクスチャが優秀なので、これでも充分だと思います。
床にはカーペットを敷いています。
クリエイティブなので光源を埋めていませんが、サバイバルモードならジャックオランタンなどを埋め込んで湧き潰しをすると自然に湧き潰しをすることが可能です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
建築の参考になれば幸いです。
今回この記事を執筆するにあたり、「銭湯図解」という書籍を参考にしました。
東京を中心とした日本各地の23もの銭湯の俯瞰図が掲載されているほか、銭湯の入り方(マナー)など基本的なことも知ることができました。
俯瞰図は番頭台や待合室といった、お風呂部分でない場所は省かれていることが多いです。
しかし、その分お風呂部分に関する情報はとても多く、ページの隙間を埋めるようにTipsが書かれています。
そのほかにも筆者がその銭湯に取材に行った時の様子なども文章として読めるので、リアリティのある銭湯を建築してみたいという方にはおすすめな1冊です。
この記事は以上になります。