
MTG初心者
「占術ってどんな能力? どうやって使ったら上手に使えるの? 」
こんな疑問を解決します!
- 占術はデッキの上を確認する能力
- 相手ターン終了時に占術できると良い
こんにちは! MTGプレイヤーのナツメ(@natsume_717b)です。
今回はキーワード能力である占術についてお話していきます。
占術は地味ながらも対戦を有利にしてくれる能力なので、上手に使えるようになると便利なものです。
そのため、いつ占術するのが良いのかということもお話しています。
というわけで、さっそく見ていきましょう!
占術はデッキの上を確認する能力

占術とは、ライブラリーの上から特定の枚数だけ確認して、それをライブラリーの上か下に置くことのできる能力です。
特定の枚数は占術の文字の後に書いてある数字が示しています。
「占術2を行う」と書かれていれば、ライブラリーの1番上から2枚確認してそれらをライブラリーの上か下に置くことができます。
順番も変えることができるので、2枚のカードをライブラリーの上に置きつつその順番を逆にすることも可能です。
これによって先に引きたいカードを引くことが可能です。
要するに、枚数の制限こそあれど合法的にライブラリーの順番をいじることができるということになります。
701.18a 「占術Nを行なう/Scry N」とは、プレイヤーが自分のライブラリーの一番上からN枚のカードを見、その後それらのうち望む枚数のカードを自分のライブラリーの一番下に望む順番で、残りを自分のライブラリーの一番上に望む順番で、それぞれ置くことである。
出典:マジック総合ルール(和訳 20210202.1 版)
占術を持つカードでよく見かけるものとしては、「海の神のお告げ」や「選択」などでしょうか。
どちらも占術をしてからカードを引く能力なので、欲しいカードを手札に加えやすいのが特徴です。

エンチャント
瞬速
海の神のお告げが戦場に出たとき、占術2を行い、その後カードを1枚引く。
(2)(青),海の神のお告げを生け贄に捧げる:占術2を行う。

インスタント
占術1を行う。
カードを1枚引く。
上記に挙げた2枚を見ればわかりますが、占術は青に多いイメージです。
というのも、カードを引く能力が多い青には占術と合わせやすいのだと思います。
もちろん、青以外にも占術を持つカードはあります。
無色には「精神迷わせの秘本」、黒には「悲哀の徘徊者」が使われるカードとして挙げられますね。
そのほかの色にも使用率等を無視すれば存在するので、必ずしも青の専売特許という訳ではありません。
占術はアドバンテージに直結しにくい能力ではありますが、土地事故などの回避に役立つのが良いですね!
相手ターン終了時に占術できると良い

占術を使う上で、占術すべきタイミングというものがあります。
というのも、相手ターン終了時に占術できると一番良いです。
その理由としては、対戦相手からの切削やライブラリーをシャッフルさせられる行為がされにくいから。
切削とは、ライブラリーの上から特定の枚数のカードを墓地に送る能力です。
つまり、せっかく上に置いたのにもかかわらず墓地に送られてしまうということです。
また、ライブラリーのカードを探したりなどしてシャッフルさせられた場合にも、占術して上に置いたカードが1番上から離れてしまいます。
なので、なるべく対戦相手が行動しない相手ターン終了時に占術ができると、占術したカードを活かしやすいです。


もちろん、相手ターン終了時に占術しなくてもよい場面はあります。
対戦相手の土地やマナを生成するカードがすべてタップしていてこれ以上の行動ができない状態であれば、その時点で占術しても問題はありません。
また、カードを引く能力の前に使うのもありです。
先ほど具体例に挙げた「海の神のお告げ」や「選択」はカードを引く能力をあわせ持っていましたが、占術のみ、カードを引く能力のみといったカードもあります。
そういったカードを使う際は占術してからカードを引くことで、無駄が減ります。
というわけで、基本的には相手ターン終了時に占術をすると上手い使い方となります。
ただし、状況に合わせてそれ以外のタイミングでも使うことはあります!
まとめ
- 占術はライブラリーの上のカードを確認して、上か下に置くことができる能力
- 基本的には相手ターン終了時に占術するとよい
この記事は以上になります。