この記事では、Minecraft Java Edition(バージョン1.20.3)の情報をもとに執筆しています。
そのほかのバージョンや機種などでの動作は保証できません。
こんにちは!
マインクラフターのなつめ(@natsume_717b)です。
この記事では、こんな疑問を解決します!
- 複数のストラクチャーをタグでまとめる
今回はストラクチャーをタグでまとめる方法について解説します。
ストラクチャーをタグでまとめることで管理が簡単になるほか、locateコマンドの検索なども活用方法が増えます。
また、自作のストラクチャーもタグにまとめられますので、ぜひ参考にしてくださいね。
それでは見ていきましょう!
複数のストラクチャーをタグでまとめる
ストラクチャーをグループ分けするには、タグを用います。
データパックに適切なファイルとフォルダを作成することで、自分好みのグループを作成可能です。
具体的な例を出すと、砂漠の村とピラミッドの2つを「desert_structure」というタグにまとめるといった具合ですね。
このタグはloacteコマンドでストラクチャーの座標を得る際などに活用できます。
上記の場合は砂漠の村かピラミッドの2種類を対象にしつつ、最も近いストラクチャーの座標を知ることが可能です。
コマンドに書き表すと以下のようになります。
/locate structure #test:desert_structure
データパックのフォルダ名・ファイル名で、指示する文字列は変更されます。
上記のコマンドの場合は、testフォルダのdesert_structure.jsonを参照するという意味合いになります。
タグであることを示すために文頭に#が付与されていることは確定事項です。
実際の例
ここからは実際にタグを作成して、タグを作成してみます。
まずはデータパックを作成しましょう。
以下のような構造になっていればOKです。
- データパック
- data
- test(任意のフォルダ名)
- tags
- worldgen
- structure
- jsonファイル
- structure
- worldgen
- tags
- test(任意のフォルダ名)
- pack.mcmeta
- data
pack.mcmetaとjsonファイル以外は全てフォルダになります。
pack.mcmetaの中身は以下の通り。
{
"pack": {
"pack_format": 26,
"description": "datapack for test"
}
}
jsonファイルの中身は以下のように記述します。
{
"values": [
"minecraft:village_desert",
"minecraft:desert_pyramid"
]
}
tick.jsonなどと同じ書き方なので、ある程度データパックの制作になれている方ならば難しいことはないです。
また、自作のストラクチャーを組み込んでいる場合は、それを指示することができます。
その場合は、worldgenの中にあるstructureのjsonファイルを参照すればOKです。
tagsの中に含まれているworldgen、structureではない点に注意です。
詳しくは【まとめ】カスタムストラクチャーの実装・カスタム方法【マイクラ】をどうぞ。
まとめ
というわけで、今回のまとめです。
- ストラクチャーをグループ分けしたい場合には、タグを活用する。
この記事は以上になります。
2016年からマイクラを楽しんでおり、最近はクリエイティブモードでコマンドを駆使して遊んでいます!