これさえ押さえれば完璧!ターン起因処理を理解する3つのポイント!

これさえ押さえれば完璧!ターン起因処理を理解する3つのポイント!

MTG初心者
「ルールの解説記事を読んでいたんだけど、ターン起因処理ってなに? なんか難しそう」

こんな疑問を解決します!

本記事の内容
  • ターン起因処理はフェイズやステップの節目に行う処理の事
  • ターン起因処理はスタックを用いない
  • 誘発型能力よりも前に処理される

こんにちは! MTGプレイヤーのナツメ(@natsume_717b)です。

今回はターン起因処理について解説していきます。

ターン起因処理はテキストなどに記載されることがないため、どういったものか理解するのが難しそうと思われがちです。

ですが、今回は3つのポイントにまとめました。
この3つのポイントを押さえておけば、ターン起因処理についてほとんど理解できます。

それでは、さっそく見ていきましょう!

ターン起因処理はフェイズやステップの節目に行う処理の事

ターン起因処理とは、フェイズやステップに入った時や終了するときに自動的に行われる処理の事です。

具体的には、

  • アンタップ・ステップ時のタップ状態のパーマネントをアンタップさせる行為
  • ドロー・ステップ時にカードを引く
  • 戦闘前メインフェイズの開始時に英雄譚に伝承カウンターを置く
  • 攻撃クリーチャー指定ステップに攻撃するクリーチャーを選ぶ
  • ブロッククリーチャー指定ステップにブロックするクリーチャーを選ぶ
  • 複数のクリーチャーにブロックされた場合、ダメージの割り振り順を決める
  • 戦闘ダメージ・ステップに全ての戦闘ダメージが同時に与えられる処理
  • クリンナップ・ステップにて手札の上限枚数を超えているなら捨てる処理
  • クリンナップ・ステップにて手札の処理をした後に行われる、ダメージの取り除きと「ターン終了時まで」の能力が終わる処理
  • ステップやフェイズの終了時にマナプールに残っているマナの消失

などが挙げられます。
(使用頻度の低い具体例は割愛させていただきました。気になる方はマジック総合ルールの703.4の箇所に具体例が載っています)

なので、ステップやフェイズの開始時や終了時に行われる能力などではない処理はターン起因処理と思っても問題ありません。

ターン起因処理はスタックを用いない

ターン起因処理はスタックを用いません。
これが何を意味するのかというと、ターン起因処理に対して呪文や能力を使用することはできないということです。

例えば先述した例の中に、「戦闘前メインフェイズの開始時に英雄譚に伝承カウンターを置く」というものがありますが、この行為に対して呪文を唱えたり能力の起動はできないということです。

ただし、英雄譚は伝承カウンターの数に応じて誘発型能力が誘発されます。
誘発型能力はスタックに乗るので、それに対応して呪文を唱えたり能力の起動をすることはできます。

というわけで、ターン起因処理そのものはスタックを用いることはありません。
ただし、その結果として誘発型能力が誘発されることなどはあります。

誘発型能力よりも前に処理される

ターン起因処理はステップやフェイズの開始時、終了時に起こる処理だと説明しました。
しかし、同じタイミングで誘発される能力は少なくありません。

そういった同じタイミングでターン起因処理と誘発型能力の処理が重なった場合は、ターン起因処理が先に処理されることとなっています。

英雄譚である「タイライト剣の鍛錬」と戦闘前メインフェイズに能力が誘発される「静かな水の聖域」で見ていきましょう。

Forging the Tyrite Sword / タイライト剣の鍛錬 (1)(赤)(白) エンチャント — 英雄譚(Saga) (この英雄譚(Saga)が出た際とあなたのドロー・ステップの後に、伝承(lore)カウンター1個を加える。IIIの後に、生け贄に捧げる。) I,II ― 宝物(Treasure)トークン1つを生成する。 III ― あなたのライブラリーから《戦闘の神、ハルヴァール/Halvar, God of Battle》という名前のカード1枚か装備品(Equipment)カード1枚を探し、公開し、あなたの手札に加える。その後、あなたのライブラリーを切り直す。
タイライト剣の鍛錬

エンチャント — 英雄譚

I,II ― 宝物トークン1つを生成する。
III ― あなたのライブラリーから《戦闘の神、ハルヴァール》という名前のカード1枚か装備品カード1枚を探し、公開し、あなたの手札に加える。その後、あなたのライブラリーを切り直す。

Sanctum of Calm Waters / 静かな水の聖域 (3)(青) 伝説のエンチャント — 祭殿(Shrine) あなたの戦闘前メイン・フェイズの開始時に、あなたはカードをX枚引いてもよい。Xは、あなたがコントロールしている祭殿(Shrine)の総数に等しい。そうしたなら、カード1枚を捨てる。
静かな水の聖域

伝説のエンチャント

あなたの戦闘前メイン・フェイズの開始時に、あなたはカードをX枚引いてもよい。Xは、あなたがコントロールしている祭殿の総数に等しい。そうしたなら、カード1枚を捨てる。

戦闘前メインフェイズの開始時に行われるターン起因処理は、英雄譚に伝承カウンターが乗ること。
そして戦闘前メインフェイズに誘発される能力としては、「静かな水の聖域」のカードを引く能力になります。

どちらも戦闘前メインフェイズの開始時に行われる処理ですが、この場合「タイラント剣の鍛錬」に伝承カウンターが乗るのが先になります。

その後に誘発型能力である「静かな水の聖域」の能力がスタックに乗ります。
(「タイラント剣の鍛錬」も伝承カウンターが乗ったことにより、能力が誘発されるので「静かな水の聖域」と同じく能力がスタックに乗る)

というわけで、ターン起因処理は誘発能力よりも先に処理されます。

まとめ

  • ターン起因処理はステップやフェイズの開始時、終了時に自動的に行われる処理の事
  • ターン起因処理はスタックを用いない
  • ターン起因処理は誘発型能力よりも先に処理をする

この記事は以上になります。







関連記事

この記事を共有!