【Java版】コマンドを使って、チェストにアイテムを補充しよう!【解説】

【Java版】コマンドを使って、チェストにアイテムを補充しよう!【解説】

この記事では、Minecraft Java Edition(バージョン1.16.5)の情報をもとに執筆しています。
そのほかのバージョンや機種などでの動作は保証できません。

コマンドを使ってチェストの中身を指定したいマインクラフター
「ダンジョンの途中にチェストを置いてアイテムを入手できるようにしたい! コマンドでチェストの中身を決めるにはどうすればいいの?」

こんな疑問を解決します!

本記事の内容
  • アイテムの補充にはreplaceitemコマンドを使う
  • 具体的なコマンド

こんにちは!
マインクラフターのなつめ(@natsume_717b)です。

なつめ

マイクラ歴は5年程で、最近は脱出マップを配布・制作しています!
→配布マップ・ダウンロードページ

今回は「コマンドを使って、チェストにアイテムを入れる方法」を解説していきます!
チェストを出現させる方法もあわせて紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

それでは、さっそく見ていきましょう!

ver1.17からはreplaceitemコマンドが使えなくなったため、1.17以降でチェストにアイテムを補充したい方は【ver1.17~】コマンドでチェストの中身を補充する方法!【Java版】を参考にしてください。



アイテムの補充にはreplaceitemコマンドを使う

チェストにアイテムを補充するコマンドは、replaceitemコマンドになります。
これは以前記事にした、コマンドで装備する方法のものと同じです。

その時の記事は【Java版】コマンドを使って装備しよう!【解説】から確認することができますので、気になる方はぜひチェックしてくださいね。

さて、チェストにアイテムを格納するにはreplaceitemコマンドを使っていくわけですが、はじめにreplaceitemコマンドの基本を見ていきましょう。

チェストにアイテムを格納する場合のreplaceitemコマンドは以下のような形で入力していきます。

/replaceitem block 座標 格納する位置 格納するアイテム 個数

こうやって言葉で見ると、そこまでややこしくはないですね。
次は実際にコマンドを打っていきながら解説していきます!

先ほども言ったように、チェストを出現させるコマンドもあわせて紹介しています。
なので、もしチェストにアイテムを補充するコマンドだけを見たい場合は、③のコマンドブロック(チェストにアイテムを補充)という項目まで飛んでくださいね。

具体的なコマンド

まず初めに、チェストを置くコマンドを紹介していきます。
つまり、「何もないところにチェストが出てきて、その中を見てみると中身が入っている」なんて感じです。

チェストを出現させる条件としては、「座標X=0、Y=4、Z=0に立った時」なんて条件をつけましょうか。
その場合のコマンドは以下のように打ち込みます。
(詳しくは後述していますが、常時実行のリピートコマンドブロックに打ち込みます)

execute if entity @a[x=0,y=4,z=0,dx=0,dy=0,dz=0] run setblock 0 4 5 minecraft:chest

というわけで、コマンドブロックは以下の画像の通りに置きます。

ただ「チェストを置く」、「チェストの中身を決める」の2つだと、コマンドブロックが1つ多いんじゃないかと思いますよね。

実は今回の場合、上述した二つのコマンドをそのまま繋げると、処理速度の問題なのか上手くいきません。
なので、1つ別のコマンドも噛ませています。

それが②の部分ですね。
このコマンドでは、①のコマンドブロックを空気に置き換えるよう指示しています。

というわけで、ここからはそれぞれのコマンドブロックについて詳しく見ていきましょう。

①のコマンドブロック(チェストを置く)

打ち込むコマンド

execute if entity @a[x=0,y=4,z=0,dx=0,dy=0,dz=0] run setblock 0 4 5 minecraft:chest

コマンドブロックの設定

リピート無条件常時実行

この①のコマンドブロックは先ほども説明したように、チェストを置くコマンドになります。

座標がX=0、Y=4、Z=0の場所に立っている時に、座標X=0、Y=4、Z=5の位置にチェストを置くという意味ですね。

それぞれ座標の数字を変えれば応用できますよ。

②のコマンドブロック(ブロックの消去)

打ち込むコマンド

setblock ①のコマンドブロックがある座標 air

コマンドブロックの設定

チェーン条件付き常時実行

本来であれば不要なコマンドです。
今回は上手く動作しなかったためにつけ加えているものになります。

付け加えたコマンドの内容としては、①のコマンドブロックを消すことです。

一応、このコマンドを選んだ理由もしっかりと存在します。
というのも、①のコマンドブロックで指定した座標に行ったり来たりすると、それだけコマンドが反応してしまいます。

1回だけ反応してくれればいいという状況は多いので、「事象の発生源となる①のコマンドブロックを消すようにした」というわけですね。

③のコマンドブロック(チェストにアイテムを補充)

打ち込むコマンド

replaceitem block 0 4 5 container.13 minecraft:apple 1

コマンドブロックの設定

チェーン条件付き常時実行

さて、ようやく本命の「チェストにアイテムを補充する」コマンドです。
お待たせしました。

改めて、「チェストにアイテムを補充する」コマンドを言語化したものを見てみましょう。

/replaceitem block 座標 格納する位置 格納するアイテム 個数

これに当てはめていくと、上述したコマンドでは座標X=0、Y=4、Z=5の位置にあるチェストのcontainer.13という位置にリンゴが1つ格納されるということですね。

収納される位置は以下のように割り振られています。

container.〇というコマンドの文字列はチェストだけでなく、樽やラージチェストなどにも対応しており、その場合も数え方は0から数えていきます

補充するアイテムは、”Minecraft:○○”といった形か”Minecraft:”を省略したアイテムIDを入力すればOKです。

個数もそのまま数字で入力すれば問題ありません。

残っているコマンドブロックについて

これは②のコマンドによって消されてしまう、①のコマンドブロックに載っているコマンドが載っています。

赤石信号さえ送らなければ機能することはないので、要するにコピペ用ですね。

配布前に消してしまえば問題ないので、テストプレイ時に用意しておくと非常に便利ですよ!

まとめ

というわけで、今回のまとめです。

今回使ったコマンドはこちら。

今回使ったコマンド
  • チェストにアイテムを補充するコマンド
/replaceitem block 座標 格納する位置 格納するアイテム 個数
ポイント
  • container.の数字は0から数えるので、要注意!

この記事は以上になります。