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どうやっても拾えない!拾うまでの時間をアイテムに指定するコマンドを紹介

どうやっても拾えない!拾うまでの時間をアイテムに指定するコマンドを紹介

この記事では、Minecraft Java Edition(バージョン1.17.1)の情報をもとに執筆しています。
そのほかのバージョンや機種などでの動作は保証できません。

落ちているアイテムを拾わなくて済むようにしたいマインクラフター
「落ちているアイテムを拾いたくないんだけど、そんなことってできるの?」

こんな疑問を解決します!

本記事の内容
  • 拾うまでの時間はPickupDelayで遅延できる

こんにちは! マインクラフターのナツメ(@natsume_717b)です。

普段は脱出マップを配布・制作しています!
→配布マップ・ダウンロードページ

今回はドロップしているのにもかかわらず、拾うことができないアイテムの出し方を紹介もとい、解説していきます。

「そんなことができるのか?」と思うかもしれませんが、実はPickupDelayという項目で拾うまでの時間を調整することができます。

このコマンドを覚えれば、「このアイテムを探してほしい」というセリフと共に、実際の見本を目の前に用意することも可能です。
拾えなくなっているので、その場で手に入れてしまうということを防げますね。

この記事ではまず初めに、拾えなくなっているダイヤモンドを召喚するコマンドを紹介。
その後にどういう仕組みになっているのかを説明し、最後に注意点についても触れています。

それでは、さっそく見ていきましょう!



拾うまでの時間はPickupDelayで遅延できる

落ちているアイテムを拾うまでの時間は、PickupDelayによって遅延することができます。

この項目は落ちているアイテム1つ1つに設定されているものなので、今回はsummonコマンドでドロップしている状態のアイテムを召喚しつつ、そのアイテムが取れないようにします。

具体的には以下のコマンドを打つと、拾えないアイテムを召喚することができます。

/summon item ~ ~1 ~ {Item:{id:"minecraft:diamond",Count:1b},PickupDelay:10000}

上記のコマンドを実行すると、コマンドの実行場所から1マス上の場所にダイヤモンドが1つ出現します。

空中で固定するよう指示していないので、召喚した位置から地面まで落ちてきます。
もし真下がマグマや奈落の場合は、地面を用意しておきましょう。

そして、その出現したダイヤモンドの傍に立っていても、拾えなければきちんとコマンドは成功しています。

今回はPickupDelayを10000と指定し、拾うまでにおおよそ8分20秒ほど時間がかかるように設定しました。
ドロップしているアイテムは通常5分で消えますので、拾う前に確実に消えるようになっています。

仮に、PickupDelayを20と設定した場合は、拾うまでの時間として1秒かかります。
なぜ1秒になるのかというと、マイクラ内の時間を計測しているtickというものが1/20でカウントしているからです。
だから、20カウントで1秒になる計算になります。

召喚するアイテムを変更したい場合は、idの部分を。
個数を指定したい場合はCountの部分を変更します。

拾えないエメラルドが30個欲しいという場合は、

/summon item ~ ~1 ~ {Item:{id:"minecraft:emerald",Count:30b},PickupDelay:10000}

と打てばOKということですね。

このコマンドの弱点としては、一度拾ってしまうとPickupDelayはリセットされてしまい、手持ちから再び落とすと、通常のアイテムと同様の時間で拾えてしまいます。

どのように使いたいのかにもよりますが、拾わせる場合にはPickupDelayがリセットされてしまうことを覚えておきましょう。

というわけで、今回は拾えないアイテムを出す方法について解説しました。

まとめ

というわけで、今回のまとめです。

今回使ったコマンドはこちら。

今回使ったコマンド
  • 拾えないダイヤモンドを1つ召喚する方法
/summon item ~ ~1 ~ {Item:{id:"minecraft:diamond",Count:1b},PickupDelay:10000}
  • 拾えないエメラルドを30個召喚する方法
/summon item ~ ~1 ~ {Item:{id:"minecraft:emerald",Count:30b},PickupDelay:10000}
ポイント
  • 実際には、拾えないのではなくドロップしてから消えるまでの時間以上に、拾う時間をかけているコマンドになります!

この記事は以上になります。

  • 【まとめ】functionコマンドの基本から応用【マイクラ】
  • 【まとめ】カスタムストラクチャーの実装・カスタム方法【マイクラ】