この記事では、Minecraft Java Edition(バージョン1.20.3)の情報をもとに執筆しています。
そのほかのバージョンや機種などでの動作は保証できません。
こんにちは!
マインクラフターのなつめ(@natsume_717b)です。
この記事では、こんな疑問を解決します!
- スコアボードを画面に表示させる方法
- スコアボードの値に関する表示設定
スコアボードは値を保存するほか参照、計算など様々なことに使えて便利です。
しかし、目に見えるものではないので分かりやすく管理したいと思うことは珍しくありません。
そこでこの記事では表示させる方法を解説します。
また、スコアボードの値の表示に関する設定についても解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
実際にやってみたものがこちら。
1.20.3で可能になったscoreboardの表示に関する実践です
— 夏メ│Natsume (@natsume_717b) December 7, 2023
動画内ではobjectivesに限定していますが、players(つまりはプレイヤーごと)にも対応しています
※構文が若干異なる点に注意
・blankは表示の削除
・styledはjson形式で装飾(titleコマンドやtellrawコマンドなどと同じ)… pic.twitter.com/gevI8YtXKd
この記事を読めば、上記の動画のようなことができるようになりますよ。
それでは、さっそく見ていきましょう。
スコアボードを画面に表示させる方法
スコアボードを画面に表示させるには、scoreboardコマンドでsetdisplayを指示したコマンドを実行する必要があります。
まずはスコアボードを作成しましょう。
今回はdummy型のスコアボードを作ります。
/scoreboard objectives add test dummy "テスト"
作成後、setdisplayで画面に表示させます。
この時、どこに表示させるのかを指示することができるので、今回はsidebarにします。
/scoreboard objectives setdisplay sidebar test
成功すれば以下のようになっているはずです。
これで表示させることができるようになりました。
削除したい場合には
/scoreboard objectives setdisplay sidebar
と打ちこんで実行すればOKです。
表示させたいスコアボードを指定しないで実行することで、表示を削除してくれます。
スコアボードの値に関する表示設定
ver.1.20.3のアップデートによって、スコアボードの値に関する表示を操作できるようになりました。
具体的には
- 値の文字装飾
- 別の文字を固定で表示
- 非表示
- リセットをかける
の4つが行えます。
これらをスコアボード単位とプレイヤー単位で行えるので、それぞれ見ていきます。
値の文字装飾(styled)
値の文字装飾を行うことで、表示される値に色を付けたり太字にすることができます。
実際にやってみると以下の通り。
スコアボード単位で変更する場合は
/scoreboard objectives modify test numberformat styled {"color":"green"}
プレイヤー単位で変更するには
/scoreboard players display numberformat @s test styled {"color":"green"}
となります。
プレイヤー単位の場合は、@sの部分を変更して対象としたいプレイヤーを選んでください。
{}内はjsonファイル形式で書くことが求められており、colorやboldなどを指示できます。
tellrawコマンドを生成するサイトを利用して、必要箇所を抜き出すのが簡単でおすすめです。
別の文字を固定で表示(fixed)
fixedを使うことで、スコアボードに保存されている値ではなく指定した文字を表示させられます。
以下のような感じですね。
スコアボード単位ならば以下の通り。
/scoreboard objectives modify test numberformat fixed "クリア"
プレイヤー単位ならば、以下のようなコマンドとなります。
/scoreboard players display numberformat @s test fixed "クリア"
文字で表示させることができるので、ミニゲームのクリア状況などをストレートに伝えることが可能です。
非表示(blank)
blankを使うことで、値そのものを非表示にできます。
スコアボード単位はこちら。
/scoreboard objectives modify test numberformat blank
プレイヤー単位ならば以下の通りです。
/scoreboard players display numberformat @s test blank
スコアボードの値が余計な情報となる場合に有効な項目となっています。
リセットをかける
最後はリセットをかける方法です。
以下のコマンドで全てのプレイヤーの設定をリセットできます。
/scoreboard players display numberformat @a test
つまり、上記で紹介したstyled、fixed、blankの設定を全て消してくれます。
objectivesでも同様にリセットをかけられますが、ターゲットセレクターを弄るだけで上手く使えるplayersで紹介しました。
まとめ
というわけで、今回のまとめです。
- スコアボードを表示させるには、setdisplayを使う。
- ver.1.20.3からはスコアボードの値に対して装飾や文字の置き換え、非表示などが行えるようになった。
この記事は以上になります。
2016年からマイクラを楽しんでおり、最近はクリエイティブモードでコマンドを駆使して遊んでいます!