この記事では、Minecraft Java Edition(バージョン1.20.2)の情報をもとに執筆しています。
そのほかのバージョンや機種などでの動作は保証できません。
こんにちは!
マインクラフターのなつめ(@natsume_717b)です。
この記事では、こんな疑問を解決します!
- 自作建造物に近づく進捗はlocationを指示すればOK
先日、以下の記事にて自作建造物をワールドに生成する方法を解説しました。
自作の建造物を生成できるようになると、それに絡めた進捗を作ってみたいという方も少ないはず。
実際にやってみた様子がこちら。
オリジナルの建造物を生成して、到達すると進捗を解除する
— 夏メ:マイクラブロガー (@natsume_717b) November 2, 2023
めっちゃ楽しい✨ pic.twitter.com/MucFkc3y7C
今回はツイート内にある動画のように、自作建造物に立ち寄ると解除される進捗を作っていきます。
さっそくやっていきましょう!
自作建造物に近づく進捗はlocationを指示すればOK
建造物に近づいたことを検知して進捗を解除するには、triggerにlocationを指示した進捗を作成すればOKです。
このlocationという項目は指定した建造物にいる場合に解除されるものですので、自作建造物を指示しておけば自作建造物にいるかどうかで判定できます。
エンド要塞に行くことでアイスパイの進捗が達成されるものと同じ仕組みです。
いうわけで進捗を作っていきたいのですが、まずはファイルの構造からです。
以下のようにデータパックを作成(もしくは編集)していきましょう。
- datapack本体
- data
- フォルダ
- advancements
- jsonファイル
- structures
- 各nbtファイル
- worldgen
- template_pool
- jsonファイル
- structure
- jsonファイル
- structure_set
- jsonファイル
- template_pool
- advancements
- フォルダ
- pack.mcmeta
- data
橙文字の部分が進捗に関わる部分です。
jsonファイルの名前はお好みで命名して問題ありません。
pack.mcmetaと○○ファイルとなっているもの以外は全てフォルダになります。
さて、肝心のjsonファイルの中身を記述していきます。
今回は以下のものをコピペして、必要な箇所を変更していきます。
{
"display": {
"icon": {
"item": "アイコンのアイテムを何にするか。アイテムIDで指定"
},
"title": "進捗名",
"description": "進捗の説明文",
"frame": "task",
"show_toast": true,
"announce_to_chat": true,
"hidden": true
},
"criteria": {
"in_stronghold": {
"conditions": {
"player": [
{
"condition": "minecraft:entity_properties",
"entity": "this",
"predicate": {
"location": {
"structure": "自作建造物の指定"
}
}
}
]
},
"trigger": "minecraft:location"
}
}
}
橙文字の箇所を変更していくのですが、最も重要なのはstructureの「自作建造物の指定」です。
この部分はstructureフォルダのjsonファイルを指示する必要があるため、“worldgenを括っているフォルダの名前:jsonファイル名”といった感じの指定になります。
そのほかの橙文字は進捗の見た目などに関するものであるため、今回は上記の簡単な説明のみで割愛します。
これだけで進捗の作成は完了です。
あとは実際にデータパックを適用して、自作建造物に足を踏み入れてみましょう。
進捗が解除されれば、無事に作成できています。
バージョンによってjsonファイルの書き方が変更されていることは往々にしてあり得えます。
そういった場合、7-zipなどを用いて元々のデータを真似て作成する方法がおすすめです。
まとめ
というわけで、今回のまとめです。
今回は自作建造物に足を踏み入れると進捗を達成する方法について解説しました。
- 自作建造物に立ち寄ることで解除される進捗は、locationに自作建造物を指示した進捗を作成する必要がある。
この記事は以上になります。
2016年からマイクラを楽しんでおり、最近はクリエイティブモードでコマンドを駆使して遊んでいます!