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【マイクラ】functionで呼び出すコマンドを常時実行させるには

【マイクラ】functionで呼び出すコマンドを常時実行させるには

この記事では、Minecraft Java Edition(バージョン1.20.2)の情報をもとに執筆しています。
そのほかのバージョンや機種などでの動作は保証できません。

こんにちは!
マインクラフターのなつめ(@natsume_717b)です。

なつめ

2016年からマイクラを楽しんでおり、最近はクリエイティブモードでコマンドを駆使して遊んでいます!

この記事では、こんな疑問を解決します!

本記事の内容
  • tick.jsonでmcfunctionをリピートさせる
  • load.jsonであらかじめ実行しておきたいコマンドを実行させる

functionコマンドを用いることで、mcfunctionファイルに記載されているコマンドを一挙に実行できます。

そんな便利なmcfunctionをリピートさせておきたいなんてことは、しばらく扱っているうちに思うはず。

というわけで、今回はそれを実現するために必要なtick.jsonについて解説していきます。

また、tick.jsonと対をなすload.jsonについても説明するので、ぜひ参考にしてくださいね。

tick.jsonでmcfunctionをリピートさせる

tick.jsonというファイルをデータパック内に作成することで、指定したmcfunctionを常時実行させることができます。

つまり、リピートコマンドブロックと同じ働きをするわけですね。

tick.jsonの中身

tick.jsonの具体的な中身は以下のようになっています。
(jsonという拡張子はメモ帳などで編集可能です)

{
    "values":[
        "ntm_test:used_carrot_rod",
        "ntm_test:shooting_star"
    ]
}

valuesの中に記述されている文字列は、それぞれntm_testというフォルダに格納されているmcfunctionファイルの名称になります。

要はfunctionコマンドで呼び出す時に指示するものと同じです。

複数記載する場合は,(カンマ)で区切ることを忘れないようにしましょう。

これだけでtick.jsonへの記述はOKです。

tick.jsonの配置場所

tick.jsonは以下の場所に作成すればOKです。

  • データパック名
    • data
      • minecraft
        • tags
          • functions
            • tick.json
      • ファイル名
        • functions
          • mcfunctionファイル
    • pack.mcmeta

pack.mcmeta、mcfunctionファイル、tick.json以外は全てフォルダとなっています。

tick.jsonを扱う上での注意点

tick.jsonを扱う上で、リピートコマンドブロック同様にコマンドが延々と実行される点に注意しなければなりません。

つまり、executeコマンドで「○○でなければ実行されない」という制御が必要です。

よく使うもので言えば、if entityとなります。
指定したエンティティがいなければ、run以降のコマンドが実行されなくなります。

延々と実行されないようにコマンドの起動条件を付与しておくことが、重要になります。

load.jsonであらかじめ実行しておきたいコマンドを実行させる

tick.jsonと同じように使えるものに、load.jsonというものがあります。

tick.jsonとは異なり、ワールドに入った時やreloadコマンドを実行した時に実行するmcfunctionを指示します。

主な使い道としては、scoreboardコマンドですね。
必要なスコアボードを前以て作成しておくことができます。

load.jsonの中身

load.jsonの中身は、tick.jsonの書き方と変わりません。

下記は一例です。

{
    "values":[
        "ntm_test:scoreboard"
    ]
}

書き込み方や注意点もtick.jsonと同じなので、割愛します。

load.jsonの配置場所

配置場所もtick.jsonと同じになります。

minecraftフォルダの中にtagsフォルダを作成し、その中に格納します。

  • データパック名
    • data
      • minecraft
        • tags
          • functions
            • tick.json
            • load.json
      • ファイル名
        • functions
          • mcfunctionファイル
    • pack.mcmeta

まとめ

というわけで、今回のまとめです。

ポイント
  • tick.jsonを作成することで、mcfunctionをリピートさせられる。
  • load.jsonはreloadコマンドを実行した時やワールドに入った時に、指定したmcfunctionを実行させられる。

この記事は以上になります。

  • 【まとめ】functionコマンドの基本から応用【マイクラ】
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