この記事では、Minecraft Java Edition(バージョン1.20.4)の情報をもとに執筆しています。
そのほかのバージョンや機種などでの動作は保証できません。
こんにちは!
マインクラフターのなつめです。
この記事では、こんな疑問を解決します!
- limit_countでアイテムの所持数を調整する
- 実例
limit_countは個数上限のような意味合いですが、実際には違和感を抱く部分が多いです。
所持できる本来の限界数を無視した数を所持するようにできますが、どちらかというと持っているアイテム数を指示した値へと調整するものです。
一体どういうことなのか、この記事で解説しているので、ぜひ学んでくださいね。
それでは見ていきましょう!
本記事で紹介するデータパックのサンプルはGitHubにてダウンロードできます。
limit_countでアイテムの所持数を調整する
limit_countを指示することで、指定したスロットのアイテム数を変更できます。
例えば、100個を指定をした場合には、1つのスロットに100個のアイテムが保持された状態になります。
本来であれば16や64といった値が限界ですが、それを無視した個数の所持が可能です。
スロットを移動させるなどをした場合には、従来の上限数までしか持てなくなります。
limit_countという項目名に関わらず、適用時に指定した値に適した個数へと変更するので、実質的にアイテムを付与、減らす項目と捉えても問題ありません。
実例
実際にどのように扱うのか見てきましょう。
今回はitem_modifierとして作成し、itemコマンドで適用させます。
というわけで、以下はデータパックの構造です。
- データパック本体
- data
- フォルダー
(今回はsampleと命名したとします)- item_modifier
- jsonファイル
(今回はtest.jsonと命名したとします)
- jsonファイル
- item_modifier
- フォルダー
- pack.mcmeta
- data
jsonファイルの中身は2通り紹介します。
1つは特定の値を指示した場合。もう1つは範囲で指示した場合です。
{
"function": "minecraft:limit_count",
"limit": 100
}
{
"function": "minecraft:limit_count",
"limit": {
"min": 15,
"max": 30
}
}
1つ目のものはlimitに100を指定しており、2つ目のものは15~30となっています。
特定の値だけを指示した場合は分かりやすく、itemコマンドで適用した場合には、その指示した値の数と同じになります。
つまり、メインハンドのものに対して実行した場合には、メインハンドのアイテムが100個になります。
具体的なコマンド例を挙げると、以下のようなものです。
/item modify entity @s weapon.mainhand sample:test
一方で2つ目の、範囲で指定したものについては、その時所持していた値が範囲内よりも多いのか、少ないのかで変わります。
仮に10個持っていた状態だとすると、15~30以内に含まれておらず、近い方の値を選ぶため15個に調整されます。
31個以上だった場合には、30の方が近いため30個に減りますね。
また、範囲内の数字であれば適切な値だと判断されて、個数が変動しません。
まとめ
というわけで、今回のまとめです。
- limit_countは指定した数になるよう、アイテムの数を調整することのできる項目です。
この記事は以上になります。
2016年からマイクラを楽しんでおり、最近はクリエイティブモードでコマンドを駆使して遊んでいます!