この記事では、Minecraft Java Edition(バージョン1.20.5)の情報をもとに執筆しています。
そのほかのバージョンや機種などでの動作は保証できません。
こんにちは!
マインクラフターのなつめです。
この記事では、こんな疑問を解決します!
- set_custom_dataでデータを付与する
- 実例
set_custom_dataはデータをアイテムに付与させるitem_modifierの項目です。
付与するデータはプレイヤーが自由に設定できるため、かなり自由度が高い項目と言えます。
それ故に難しい部分もありますが、ぜひこの記事を参考に挑戦してみてくださいね。
それでは、さっそく見ていきましょう!
本記事で紹介するデータパックのサンプルはGitHubにてダウンロードできます。
set_custom_dataでデータを付与する
set_custom_dataを適用することで、指示しておいた内容のデータをアイテムに付与することが出来ます。
このデータというのは、自身で作成したものを付与できるため、CustomModelDataなどの元々アイテムが持ち得るものでなくても構いません。
それ故にかなり自由度が高く、脱出マップ、ミニゲーム制作など様々な有効なものとなっています。
ただし、ブール値やリストなどデータの型を何となくでもよいので理解しておくべき項目であるため、やや上級者向けの項目です。
実例
実際の例を見ていきましょう。
まずはデータパックの構造です。
- データパック本体
- data
- フォルダー
(今回はsampleと命名したとします)- item_modifiers
- jsonファイル
(今回はtest.jsonと命名したとします)
- jsonファイル
- item_modifiers
- フォルダー
- pack.mcmeta
- data
jsonファイルの記述例としては、以下の通り。
{
"function": "minecraft:set_custom_data",
"tag": "{sample:true,test:5,list:[1,2,3]}"
}
tag内にデータの内容が記述されており、上記の場合は3種類のデータが格納されています。
sample、test、listの3つで、それぞれ形式が異なります。
これらのデータがアイテムに付与されるわけですね。
item_modifierとして作成した場合は、itemコマンドで適用させましょう。
以下のようなコマンドを実行すればOKです。
/item modify entity @s weapon.mainhand sample:test
データが付与されているかどうかは、dataコマンドで確認できます。
適用されたかどうか確認したいアイテムを手に持って、以下のコマンドを実行すれば結果が見えるはずです。
/data get entity @s SelectedItem
まとめ
というわけで、今回のまとめです。
- set_custom_dataを適用することで、指示しておいたデータをアイテムに反映させることが出来ます。
この記事は以上になります。
2016年からマイクラを楽しんでおり、最近はクリエイティブモードでコマンドを駆使して遊んでいます!